初めての副業はスクールアフィリエイト
私が副業を始めたのは約2年前。何気なくパート以外にも稼ぐ方法はないかなぁと、SNSを見ていた時に、スクールアフィリエイトの存在を知りました。
悩んだあげく、やってみる価値はあると考え副業の世界に飛び込んだのです。
このスクールで、WebマーケティングやSNSのアルゴリズムなどを学びました。学びながら稼ぐこともできるという響きに飛び込みましたが、正直実際はそこまでうまくいきません。
それでもなんとか元を取れるほどの報酬を得たあと、正直この副業に対して継続できないと感じ始めたのです。
しかし、その頃の私には副業を断ち切ることができない理由がありました。
パートに行けるかわからない日々

それは突然始まりました。息子が1年生になった秋のことです。
ある朝、いつものようにランドセルを背負い、娘と一緒に玄関にむかった息子が急に立ち止まり、涙をぽろぽろと流し始めたのです。何が起きたのかわからない私は、とりあえず娘を先に見送り、息子に話を聞くと小さな声で「学校に行けない」とつぶやきました。
その日は学校もパートも休み、息子に寄り添いましたが、学校に行けない理由はわからないまま。息子の「明日は行ける」を信じてその日は過ごしましたが、結局通常通りには行けない日々が続くのでした。
欠勤と遅刻の毎日の中で考えたこと

本来なら登校班で並んで歩いて通う学校も、毎日私が車で送り、私から離れない息子を先生がむりやり引きはがす日々。息子の状態によっては、パートに遅れることもありました。
そんな中、私はパートを辞めた方がいいのかもしれないと考えるようになったのです。嫌がる息子を無理やり連れて行く毎日。息子が学校に行けなくなると、私もパートを辞めて家にいる選択肢しかありません。まだ小学1年生の息子を、家にひとり残すわけにはいかないのです。私は毎日のようにパートを辞めたらどうなるのか、考えました。
やはり一番に頭に浮かぶのは、収入の心配です。
コロナ禍の影響もあり、夫の給与もなかなか上がらず、収入源が一本では不安しかありません。私のパート給与が一気になくなるのは、経済的に厳しくなるのが目に見えていました。育ち盛りの子ども達。この先もっとお金がかかります。
そこで始めたスクールアフィリエイト。
スクールアフィリエイトとは、いろんな形があると思いますが、私が見つけたのはWebマーケティングを学ぶスクールでした。このスクールに入り、学んだあとはスクールに興味がある人にSNSで稼ぐ方法を紹介し、入会してもらうことで自分に報酬が入る仕組みです。
初めて稼げた時はパートを辞めてもいいかもしれないと、希望が湧いたのを覚えています。そのころの息子は、学校に行けたり行けなかったりを繰り返しながら、精神科に通っていました。
「パートを辞めてもいいように副業がんばるね」と息子に伝えると、息子も少しずつがんばって学校に行けるようにもなりました。学校に行きたくないと言い始めた頃は、私も余裕がなくつい叱ってしまったり、パートを休むことに対しての罪悪感が態度に出てしまっていたような気がします。自分の辛い気持ちが息子にも伝わり、悪循環になっていたのかもしれません。
自分に合う在宅ワークを見つけた

息子の様子は落ち着いてはきたものの、いつまた行きたくないと言い出すのかわかりません。
スクールアフィリエイトが自分の仕事のスタイルに合わないと気づいても、辞めるには他に副業を始めることが必須でした。次の副業を見つけないと、結局収入に関して安心できないからです。
そんな時に、Webライターをしている人とXでつながり、もともと文章を書くのが好きだったので、興味をもちました。その人の投稿を見ていたら、Webライターの体験募集をしていたのを見つけ、すぐに教えて欲しいとお願いして学び始めました。
1か月学んだ後、私がやりたかったことはこれだと確信をしました。自分の記事を人に読んでもらい、誰かの心に届けることができたらと、ワクワクしました。そこで、次の副業はWebライターにすると決めたのです。
副業をすることで得たもの

家事に育児にパートの生活。そんな生活の中にWebライターの仕事を取り入れて、どこまでできるのか、どこまで稼げるのかはまだわかりませんでした。
最初に飛び込んだスクールアフィリエイトと違い、自分で仕事を探して案件を取っていき自分で進める作業。不安がなかったといえばうそになりますが、向かっていくしかない状況で無我夢中でした。
そんな副業生活を初めて2年になる私が、副業をすることで得たものを詳しくお話します。
パート以外の副収入の確保
まず、収入が増えたことで得られた安心感は大きなものでした。パートを休んだり、行けない日々が続いても在宅でできる副業のおかげで、子どものペースに合わせることができます。
もちろんパート先にも息子の状態を伝えていたので、理解はしてもらえています。おかげで息子の気持ちにいつでも寄り添うことができました。
将来も安定
今の家具職人のパートは力仕事のため、年齢や体力的にも正直いつまで続けられるかと考えた時に不安がありました。でも副業があることで、無理してパートを続けなければならないという気持ちがなくなりました。
職場は大好きなので、いつまでも続けたいのはやまやまですが、職種的にどうしても難しくなる時期が来ます。Webライターは年齢関係なく、自分で仕事を見つけながら続けていけるので、安心感が違いますね
子どもに寄り添える
なにより、時間や場所に関係なく仕事ができるので、子どもの気持ちに寄り添う時間が増えました。子どもの体調や気持ちに合わせて作業ができるので、これまで以上に子どもにしっかり向き合うことができます。
まとめ

結局、息子の学校に行きたくない理由は、極度の不安症だったと考えられます。自分に自信がなかった息子は、私と離れることで不安が大きくなり、行きたくないと感じていたようでした。私が副業Webライターを始めたことで、寄り添い、安心感をたっぷり与える時間ができたからこそ、今は問題なく通うことができています。
在宅ワークの一番のメリットは、子どもに合わせた時間を作れること。収入源がある安心感から、自分にも余裕ができることです。その他にも色んな学びや、たくさんの人とのつながりもでき、挑戦して良かったと思うことばかりです。
色んな副業がありますが、この記事を読んで自分に合った副業を見つけ、挑戦する人が増えたら幸いです。
この記事を書いたライター

makkoi
日中は家具職人の副業ライター。忙しい日々でも育児を楽しみながら、仕事と笑いに全力投球。自身の経験を活かした恋愛や、子育て記事が得意です。いろんな事に興味があるので、記事を書きながら自分の知識が増えていく喜びを感じています。たく...