プロフィールについて教えてください

プロフィールについて教えてください

宮城県在住で、専業Webライターとして活動している「くますけ」と申します。32歳(2025年6月現在)の男性です。

私は医療福祉系の大学を卒業し、約6年半の間、総合病院で作業療法士としてリハビリ業務に従事していました。その後、エンジニアへ異業種転職をしましたが半年で退職。

2024年7月より専業Webライターとして活動しています。

ライターを目指したきっかけはなんですか?

ライターを目指したきっかけはなんですか?

エンジニアを退職して、自分の次の働き方を模索していたのがきっかけです。

そもそも作業療法士からエンジニアに転職した理由が、「家族との時間を大切にしたい」という気持ちからでした。

転職先のIT企業はフルリモートだったので、その点に魅力を感じて転職をしました。

しかし、実際働いてみると残業も多く、想像とかけ離れた現実に心が病んでしまい休職することに……。その結果、契約期間満了で退職という流れになってしまいました。

次の働き方として、作業療法士に戻ることも考えましたが、それでは家族との時間が十分に取れないと思い、何か「在宅かつ時間に縛られない働き方」として思いついたのがWebライターでした。

数ある業種の中でWebライターを選んだ理由は、作業療法士時代に副業として個人ブログ運営やYouTubeのシナリオ執筆の仕事をしていたため、その知識や経験を活かせると思ったからです。

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

私は専業Webライターとして活動するために、知識の復習をしました。

副業でブログ運営をしていた経験があるので、文章の書き方やSEOの基礎知識はありました。しかし、1年以上文章を書いていなかったため、自分の知識がどれぐらい古くなっているのかを把握するためにも、学び直す必要があると感じました。

ただ、すでに退職していたため時間的な余裕がなく、独学ではなく体系的に学べるスクールで学ぶことを選択しました。

私が選んだのはオンラインスクールの「デイトラ」です。

デイトラは、実践型カリキュラムでWebスキルを学べる買い切り型オンラインスクール。初心者でも自走しやすく、コスパの高さが魅力です。

デイトラでは元々エンジニア転職に向けてWeb制作やShopifyについて学んでいました。そのデイトラでライティングに関するコースができたタイミングだったので、受講を決めました。

デイトラの中で、最新のSEOノウハウやSEO以外のライティングの知識などを学びました。

ライターの仕事内容や働き方を教えてください

ライターの仕事内容や働き方を教えてください

現在は記事作成代行の企業や個人のディレクターと契約をして、SEO記事を中心に執筆を行っています。

ジャンルは、元々の経験が活かせる医療・介護・福祉分野やIT関連のほか、金融・転職・コラムなど幅広く担当しています。

最初はクラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスでの応募が中心でしたが、最近ではXやWantedlyなども活用し、応募の幅を広げています。

働き方は専業なので日中は執筆をしています。17時頃には時短勤務の妻と保育園に通う娘が帰ってくるので、そこからは家族での時間を取っています。

基本的には家族の時間を優先しており、私の休業日も妻と娘の休みに合わせています。ただ、納期が近い場合などは、朝早く起きて仕事を進めることも少なくありません。

ライターをしていて大変だと感じるところはどんなところですか?

ライターをしていて大変だと感じるところはどんなところですか?

ライターの仕事で大変だと感じるのは以下の3点です。

リサーチと構成を行うとき

リサーチと構成は記事執筆で最も大切な部分です。この部分をおろそかにすると、本文を執筆するときに文章が書けなくて困ります。

そのため、私はリサーチと構成に一番時間をかけています。

特に、医療系の案件ですとファクトチェックを徹底する必要があり、文献や公的サイトの一次情報を徹底的にリサーチすることは少なくありません。

リサーチを徹底しておくと、その後の本文執筆から入稿までは比較的スムーズに進めるので、大変ですが諦めずにやることが大切だと感じています。

案件によってレギュレーションが違うとき

案件によって求められるレギュレーションはさまざまです。例えば、同じ文字でもクライアントによって閉じ開きのレギュレーションが違うことも少なくありません。

さらに、太字・箇条書きなど、入稿時の文字の装飾の種類や内部リンクの貼り方など、細かな指定も案件ごとに変わります。

こうした相違を見落とさないために、私は案件ごとに自分用の「表記統一シート」を作って対策をしています。その他のレギュレーションについても案件ごとにNotionにまとめ、執筆前や執筆中に必ず確認できる仕組みを整えています。

複数の納期が重なるとき

複数の案件で納期が重なるときが一番大変です。特にGW・お盆・年末年始といった大型連休明けには、納期が重なりやすい傾向があります。

私は、納期に間に合わせるように作業工数を逆算して、スケジュール管理を徹底しています。それでも、どうしても間に合わないときは、できるだけ早い段階でクライアントに相談することが大切です。

連絡がギリギリになってしまうと、クライアント側も調整が大変になってしまうので、お互い気持ち良く仕事をするためにも、早めの報・連・相(報告・連絡・相談)は意識しています。

仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?

仕事のやりがい、楽しいところはなんですか?

私が考えるライターのやりがいや楽しいところは以下の3つです。

時間や場所に縛られずに働ける

一番は時間や場所に縛られずに働ける点です。これこそが、私がWebライターを選んだ最大の理由でもあります。

作業療法士として働いていた頃は、週5〜6日働き、年に数回は学会出張もあり、家族と過ごす時間があまり取れませんでした。

今は一日の仕事量を自分で調整できるため、家族の休みに合わせて平日に旅行に行ったり、娘が体調を崩した際も夫婦で協力して対応したりと、柔軟に働けています。

このように、自由度の高い働き方こそ、Webライターを専業にする最大のメリットだと感じています。

知らなかったことを知れる

ライターとして仕事をしていると、自分が知らなかったことをリサーチするケースが少なくありません。多様な案件を手がけるたびに、自分の知識が着実に増えていると感じています。

例えば、金融系の案件を通して学んだ節税や投資の知識は、将来の資産形成に役立てたいと考えています。

働きながら思わぬ知識を吸収できるのはライターという職業ならではの醍醐味です。

仲間に出会える

ライターになる前は、前職や地元の友人だけの交友関係でした。しかし、ライターになってからはSNSを通じてライター仲間が増え、思いがけない出会いに恵まれています。

一言に「ライター」といっても、そのバックグラウンドは実に多彩です。元公務員や元銀行員など、ライターになっていなければ出会えなかった人も少なくありません。

さまざまな境遇を持つ仲間と切磋琢磨しながら成長していける。これもライターという仕事の大きな魅力だと思います。

ライターとしての今後の目標を教えてください

現在はSEO記事執筆が中心ですが、今後はSEO記事以外にも仕事の幅を広げたいと考えています。

最近、縁があってランディングページ(LP)のライティングを担当する機会がありました。クライアントの思いを汲み取って言葉へと落とし込むという点は、SEO記事とはまたひと味違う面白さと大きなやりがいを感じています。

次はインタビュー案件にも挑戦したいです。インタビュー記事だけでなく、企業サイトに掲載する社員インタビューや社長の想いなど、ライティングを一手に抱えるライターを目指しています。

デザイナーやコーダー、マーケターの知り合いも多いので、記事執筆にとらわれずトータルでクライアントの利益につながるような仕事をするのが今後の目標です。

この記事を書いたライター

執筆者

くますけ

元作業療法士のフリーランスWebライター。エンジニアの経験もあり。SEOやシナリオライティングを中心に活動中。得意ジャンルは「医療」「介護・福祉」「IT」などですが、どんなジャンルでもリサーチをもとに執筆可能。趣味は「食べること」「漫...

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