自己紹介をお願いします

初めまして!3姉妹を子育て中のママライター「金氏えりこ」です。
現在は「美容ライター」として活動していますが、ご依頼があればどんなジャンルでも執筆しています。
もともとはフルタイムで働いていました。しかし、仕事と家庭のバランスをうまく保てず、在宅でできるライターを「40歳・初心者」から始めました。
ライターを目指したきっかけは何ですか?

私がライターを目指したきっかけは、夫に勧められたからです。
当時の私は、3人目の育休から復職したものの、仕事と家庭の両立に心も体も疲れ果てていました。特に、子どもの急な体調不良が続き、何度も同僚に頭を下げるのが本当につらかったです。夫とどちらが仕事を休むのかで言い合いになる場合も多く、すごくストレスを感じていました。
そんな時、在宅でできる仕事がないかと考えていたところ、夫が「文章書くの好きって言っていたし、ライターに挑戦してみたら?」と言葉をかけてくれました。この一言がきっかけで、私はライターを目指したのです。
どうやって最初の案件を獲得しましたか?

最初の案件は、クラウドワークスの募集に応募して獲得しました。
ライターを始めたばかりの頃は、どこで案件を獲得すれば良いのかわからず、とりあえずクラウドソーシングサイトに登録して応募を開始。完全な初心者で実績も評価もなかったので、どんなものでも良いから獲得して実績を積もうと考えました。
最初に獲得できた案件は「20記事1,000円」というもの。
「初心者でも、ライティングを学びながら報酬がもらえる」とのコピーに惹かれて応募したのを覚えています。
実際、文章の書き方やWordpressの使い方も学べたので、勉強にはなりました。とはいえ、1記事あたり約3,000文字以上は書いていたので、20記事だと1文字0.016円ほど。記事の執筆以外にも毎日の進捗報告が必要でした。
最初は学びを重視していましたが、作業を進めるうちに負担の大きさが学びのメリットを上回っていると感じるように。
学びの機会と作業量、それから報酬のバランスを考えた結果、終了させてもらいました。
ライターのスキルはどうやって磨いていますか?

ライター講座を受講したり、本を読んだりしてスキルを磨いています。
ライターを始めた頃は、クライアントからも特に文章の良し悪しを評価されず、納品できた達成感だけで満足していました。しかし、次第に「自分のレベルはどれくらいだろう?」「もっと高単価案件でも通用するの?」と疑問を持つように。
そこで、添削つきのライター講座を受講してみたのです。添削を受けると、自分がいかにまわりくどい表現や不要な言葉を使っていたのかと痛感しました。
ライターは文字単価で報酬が決まるケースも多く、無駄な文字は評価を下げる場合があります。そのため、添削後は、できるだけ簡潔に伝わる文章を意識するようになりました。
講座では、文章術やクライアント対応のコツなども幅広く学べたので、本当に受講して良かったです。
始めてみて感じたライターのメリット・デメリットは?

始めてみて感じたライターの一番のメリットは、在宅で仕事ができる点です。
子どもが体調を崩してもすぐに対応できますし、通勤がない分、時間と体力・心にゆとりが生まれます。特に、子どもの急な病気で頭を下げることに疲れ切っていた私にとって、ライターの働き方は希望そのものでした。
デメリットは、すべて自己責任の点です。
また、ライターにとって、スケジュール管理や収入の見通しを立てる力は、必要不可欠だと実感しました。
例えば、スケジュール管理を間違うと、納期を守るために睡眠時間を削ったり、体調が悪くても作業に取り組んだりしなければなりません。また、収入を得るためには、積極的に営業をして案件を獲得する必要もあります。
とはいえ、自分の努力によって収入を得られる実感は、これまでの働き方では得られなかったものです。「自分の力でやり遂げた」という達成感が、何よりのやりがいになり自信にもつながっています。
つらい時に気分転換をする方法は?

つらい時や煮詰まった時は、思い切ってパソコンから離れます。
散歩をしたり簡単な家事をしたりすると、気分がリセットされて新しいアイデアが浮かぶ場合もあります。
また、時間を決めて趣味に没頭するのも効果的です。私は、大好きなマンガを読んでリフレッシュしています。無理にがんばるより、少し離れてからパソコンに向き合ったほうが、結果的に効率が良くなる場合も少なくありません。
今後の目標を教えてください!
今後は、毎月安定して稼げるライターになることが目標です。
子どもたちの成長に合わせて働ける時間も増えてきているので、時間の使い方を見直しつつ、より単価の高い仕事にも挑戦していきます。
そのためにも、自分のペースでスキルアップや実績作りに取り組み、着実に成長していかなければなりません。特に、自分の得意分野の知識を深めて「この人に頼みたい」と思ってもらえるライターになれるようにがんばります。
そしていつか、ライターを始めたいけど迷っている誰かに「絶対大丈夫だよ」と胸を張ってアドバイスを伝えられる存在になれたら嬉しいです。
この記事を書いたライター

金氏えりこ
美容師免許と化粧品検定1級を持つ専業ライター。3姉妹のママ。美容・健康分野を中心に、子育て、冠婚葬祭、格安SIMなど幅広いジャンルの執筆経験あり。小学校から高校までバレーボールに打ち込んだ体育会系の粘り強さが持ち味。趣味はマンガとお...