原稿納期が遅れるとどうなる?

仕事をするうえで絶対にやってはいけない納期遅れ。もし仮に原稿納期が遅れるとどうなるのか?解説します!
本当に最悪です...。
クライアントに迷惑がかかる
納期が遅れると真っ先に迷惑がかかるのが、あなたに仕事を依頼しているクライアント。
クライアントはメディアに公開する予定日を決定し、それまでの工程を逆算してライターに仕事を依頼しています。
仮にライターが納期を遅れてしまうと、その後の工程がすべて遅れてしまう可能性も。そうなるとクライアントが記事を公開するまでの工程が、大きくずれてしまうことは言うまでもないですね。
すべての関係者に迷惑がかかる
もし依頼元のクライアントの先にさらにクライアントがある場合はどうでしょうか。
ライターの仕事を含むWeb系の仕事は、依頼元のクライアントがエンドクライアントではない場合もたくさんあります。複数のクライアントが複雑に関わっている案件も多数です。
そのような中、納期が遅れてしまうとすべてのクライアントに迷惑がかかるのです。依頼元のクライアントの他にもすべての関係者に迷惑がかかることをしっかり意識しましょう。
最悪納期が遅れると、損害賠償を請求される...ということもゼロではありません。
自分の評価が下がる
納期が遅れるとあなた自身の評価が下がってしまいます。
評価が下がると、あたりまえですが案件を依頼されることが少なくなります(結果報酬が減りますね)。
例えばあなたがクライアントの立場に立ってみるとわかりますが、頻繁に納期が遅れるライターに仕事を依頼したくないですよね?
全関係者に迷惑がかからないよう、しっかり納期を守れるライターに仕事を依頼したい!と思うのはあたりまえのことです。私もWeb関係でさまざまなディレクターと出会いましたが、どのようなライターに仕事を依頼したいか?と聞くと、まず「納期をしっかり守れること!!」と口を揃えて答えます。
「正直、ライティング力よりも納期」と言うディレクターも多いのです。
ライティング力を身につける以前に、納期をしっかり守る!これをしっかり意識しましょう。
原稿納期に対する向き合い方

納期が遅れると冒頭紹介した「最悪です!」ということが理解できたかと思います。良いことは1つもありません!!
それでは原稿納期を遅らせないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
何よりも納期に対する向き合い方を真摯に考える必要があります。とはいえ、決して難しいことではなくあたりまえのマインドです。あたりまえすぎて「そんなことわかってるよ!」と思うかもしれませんが、意外とできていない人が多いのも事実。
今一度確かめるつもりで一緒にみていきましょう。
納期が遅れるとすべての関係者に迷惑がかかるという認識を持つ
繰り返しますが、納期が遅れると依頼元のクライアント以外だけではなく、その先の関係者すべてに迷惑がかかります!!
もしかしたら、あなた1人納期が遅れてしまうだけで、公開が遅れてしまう可能性があります。そうなるとただ迷惑をかけるだけでなく、お金の面でも多大な損害がでる場合があります。このことを常に頭の中に入れて、ライター業に取り組みましょう。
頭の中で依頼元のクライアントのことはもちろんその先の関係者のことを想像しながら仕事に取り組むことが大事ですよ。
自分がプロという自覚を持つ
ライターを始めたばかりの人にとってはまだまだプロとしての自覚が足りてないという人も多いかもしれません。
お金をもらって仕事する以上、初心者だから...という理由は一切通じません。1円でももらっている以上、あなたは既にプロのライターです。
プロである以上、納期をしっかり守ることは大前提ですね!これからライター業を始める人はプロという自覚を持って仕事をしましょう。
納期を自分の都合で解釈しない
例えば「納期は12月15日までにお願いします」と言われたらいつまでが納期だと考えますか?
「15日と言われたから15日中に出せば問題ないでしょ!」と思うかもしれません。(極端な話15日の23時に提出しても問題ないと)
よく考えてみればすぐにわかりますが、23時の夜中に出してもクライアントは確認できないですよね!?
一般的にクライアントが確認できるのは、17時ごろまでと考えた方が良いでしょう。それでもギリギリに提出するのではなく、個人的にはクライアントの確認作業のことを考えると納期の前日までには提出したいところです。
反対に納期よりかなり早く提出しても、クライアントのスケジュールを乱す可能性がありますし、もう少し記事の質を高められる可能性があります。
実際に私も納期の1週間前に提出したところ、まだ納期まで時間があるのでギリギリまで記事を見返して質を高めましょう!と言われたことがあります。
早く執筆し終わっても、自分の執筆した記事は本当にこれで良いのか?もう少し質を高められないか?と考え記事の質を高めましょう。
以上のことから、クライアントの確認作業等を考えると納期よりも1日ほど早く提出するのが望ましいでしょう。
こういう細かな配慮を考えると、どんどん良いライターになっていくでしょう。
納期に間に合わない場合の対処方法2つ

とは言え体調不良や他の仕事との兼ね合いなどで納期がギリギリ...間に合わないかも...と思うことは誰にもあります。
もちろんこの記事を偉そうに執筆している私も多々あります。ある意味私自身自戒をこめて執筆している部分もあります(笑)。
もし仮に納期が間に合わないかも...と思ったら傷口が広くなる前に早めに動くことが大事。
一刻も早くクライアントに伝える
仮に納期が遅れそうになりそうなった場合、気づいた時点で即連絡することが何よりも大事!
伝え辛いことではありますが、悪い連絡ほど早めに連絡することを心がけましょう。クライアント側も早めに連絡をもらうことで、その後の対応が迅速にできるようになるからです。
連絡する際には、「〇〇日までには納品できそう」と具体的な納品日を伝えます。同時にお詫びの言葉を入れるのを忘れずにしましょう。
良くないのは納期遅れを前日など納期ギリギリに連絡することです。できる限り早めに伝えることを心がけましょう。
誰かに依頼することも考える
突発的な用事や体調不良で仕事もできなくなってしまった場合、誰かに依頼することも選択肢にいれましょう。
知り合いのライター仲間に仕事を依頼したり、仮に難しくても今はクラウドソーシングもあるので簡単に誰かに仕事を依頼したりできます。
あなたの報酬は減りますが、きちんと納品ができればクライアントからの信頼は損なわれません。
いざという時のために、ライター同士のコミュニティを今から広げていきましょう。
まとめ|納期に遅れてはいけないが遅れそうであれば早めに対処しよう
納期遅れは最悪です...クライアントだけではなく、すべての関係者に迷惑がかかるからです。
これから仕事を始めるうえで、納期をしっかり守ることを1番に考えましょう。
仕事に余裕がない場合や、極端に納期が短い案件の場合は勇気を持って断ることも大事です。
とはいえ納期遅れを確実に回避することは難しく(私も納期遅れあります...)、納期が遅れそうになったらすぐに対処することが何より大事!!
この記事を読んで納期を遅れない重要性をしっかり理解し、遅れそうになった場合は迅速に対応しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事を書いたライター

ノース
「ユーザーを惹きつけるWebサイトを創る」をモットーにしているWeb制作者&Webライター!さらに観光ガイドも兼任!三足の草鞋で活動中!左記のことから得意ジャンルは観光とIT。たった1人に100%魅力が伝わる文章を心がけています。