ライターに転身!初仕事は個人ブログの記事作成!

私のライター初仕事は個人ブログの記事作成でした。応募した媒体はクラウドワークスで、「初心者歓迎」という文字に惹かれてメッセージを送りました。
ライターとしての経験はまだないこと、ブログ運営で300記事以上執筆してきたこと、作業可能時間は子どもが自宅にいない平日の日中だけなど、「初心者ですが、がんばります!」という気持ちがにじみ出ている、本当に素直な応募文です。
今読み返すと「これでよく採用してもらえたな」という感じもするのですが、大手のメディアではなく、個人ブログだったからよかったのかもしれません。
1記事300円の固定報酬で、大体2000文字ぐらい書いていました。構成までは発注者が作ってくれていたので、私はマニュアルに従って本文を執筆するだけです。
記事執筆のマニュアルも用意されていて、競合サイトの提示もあったため、初めてでもとても記事執筆がしやすかったのを覚えています。
内容は家電の比較で、公式サイトに掲載されているスペックを比較し、特徴を見つけ出すのがとても楽しかったです。
自分のブログ記事作成とは勝手が違うことに少々戸惑いもありましたが、コツをつかんでしまえば1記事2時間程で完成できました。
この仕事は発注者が体調を崩されたのを機に終了してしまいましたが、記事を書く楽しさを教えてもらった思い出に残る初仕事になりました。
初めての仕事で感じたギャップ!ブロガーとライターの違い

ライターとしての初仕事を終えて驚いたのは「報酬をもらえるタイミングの違い」です。ブログを運営していると、記事を作成しただけでは収入を得られません。
ブログを運営していて得られる報酬は、主に以下の4種類です。
- 広告を読者がクリックすると得られるクリック報酬
- 記事に掲載しているリンク先で読者が商品を購入して得られるアフィリエイト報酬
- 広告が読者の画面に表示されて得られるインプレッション報酬
- 掲載したリンクから読者がアプリをインストールすると得られるインストール報酬
ブログは書いた記事が上位表示されても、読まれなければ報酬はゼロです。原稿を完成させて納品しただけで報酬がもらえるライターに、最初は驚きを隠せませんでした。
ブログの場合は、書いた記事が当たれば1記事から生み出される報酬は跳ね上がるので、「どちらのほうが稼げる」とひと言で言えるものではないのですが...。
2時間で作成した原稿の報酬は300円。時給150円というのは、冷静に考えるとちょっと安すぎると言えます。けれども、ブログに行き詰っていた私にはいい勉強になった初仕事でした。
ライターデビューで成長!ブロガー経験が活きたこと、裏目に出たこと

私自身、今までさまざまな案件に挑戦し、ブロガー経験が活きたこと、裏目に出たことがあるのでお伝えします。
まず、ブロガー経験が活きたことは3つあります。
- Wordpress入稿可もアピールできる
- 最低限のSEO知識は最初から身についていた
- 本文の作成が速い(と言われた)
ブログ運営をする上でWordpressは必須のため、ブロックエディタの操作も問題ありません。また、「タイトルは左詰め」「結論ファースト」のような、最低限のSEO知識は身についていました。
あとは、慣れの問題なのか、自分で構成を考える必要がない案件は、本文作成の速さに驚かれることもしばしばありました。
逆に、ブロガー経験が悪いほうに影響したことも2つあります。
- 内容が薄い
- 文章が柔らかすぎる
しっかりリサーチして濃い文章を書くことが求められる場面でも、「ブログ感が出る」というか「内容が薄く感じる」と言われることがしばしばありました。
キッチリしたメディアでは文章の固さも大切になってくるので、現在はメディアに合わせて適宜対応しています。
まとめ

ブロガーとライターは文章を書くという意味では一緒ですが、似て非なる仕事です。
私はライターの仕事を通してリサーチの大切さや記事構成の考え方を改めて学ぶことができました。
どちらの道でもしっかり基本を学んで、継続すればあなたの糧になると思います。私もまだまだ勉強中、成長中です。これからも前を向いてがんばっていきたいと思っています。
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事を書いたライター

ふろっぴ
大阪在住、小学生と幼稚園児を子育て中のママライターです。「子育てだけで自分の人生半分終わらせたくない!」と思ってWebライターのお仕事を始めました。読者目線を第一に丁寧な執筆を心がけています。色々なジャンルに挑戦中!ハンドメイド制...