今回ご紹介する書籍を読んで得られるメリット

今回ご紹介する書籍を読んで得られるメリット

Webライターとして一人前になるには、多くのスキルを身につける必要があります。しかし、これらのスキルをまとめて習得するには多大な時間がかかります。

そこで本記事では、初心者に特に重要と思われるスキルを5つに絞りました。そして、それぞれのスキルを伸ばすために最適な書籍の内容を具体的に紹介していきます。

Webライターを目指している方やWebライター初心者は、これらの書籍を読むとWebライターとしてのスキルを効率よく身につけられると思います。

Webライターにおすすめの書籍

Webライターにおすすめの書籍

今回は、まず身につけておくべきスキルを以下の5ジャンルに絞りました。

  • Webライターの仕事の概要・なり方
  • 文章力を上げる方法
  • 話を聞く能力の向上
  • SEOライティングの基本
  • その他


それぞれのジャンルで、おすすめの書籍を詳しく紹介します。

Webライターの仕事の概要・なり方

このジャンルで、おすすめの書籍は以下の3冊です。


書籍名 出版社 著者(敬称略) 初版発行日
経験ゼロから確実に稼げるようになる
Webライターフリーランス入門講座
ソーテック社 中村昌弘 2023年12月
ゆるゆる稼げるWebライティングのお仕事 はじめかたBOOK 技術評論社 ゆらり 2024年11月
書く仕事がしたい CCCメディアハウス 佐藤友美 2021年11月


それぞれの書籍の概要について、詳しく紹介します。

『経験ゼロから確実に稼げるようになる Webライターフリーランス入門講座』は、オンラインコミュニティ「Webライターラボ」を運営している中村昌弘さんの書籍です。

WebライターラボはWebライターのオンラインサロンで、在籍者の多いコミュニティとして知られています。

この書籍は、「Webライターとして稼ぎ続けるための超現実的な戦略」を紹介しています。主な内容として、以下の4点について触れています。

  • Webライターの仕事
  • Webライターとして必要なスキル
  • 案件受注するためのポイント
  • 単価を上げるために行うべきこと


この書籍は具体的、かつ実践的で、Webライター未経験者にもわかりやすい内容となっていますので、Webライターになりたい方には、非常に役立つ1冊となるでしょう。

『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』は、ゆらりさんがWebライター歴5年目で執筆した書籍です。

Webライター未経験者からフリーランスのWebライターとして独立するまでのプロセスを平易な文章で紹介しています。

主な内容は、以下の5点です。

  • Webライターになるための準備
  • Webライターの仕事内容
  • SEO記事の基本
  • SEO記事の書き方
  • Webライターとして収入を増やすためのヒント


Webライターの仕事内容や、多くのWebライターが執筆しているSEO記事の書き方などが、具体的な例を交えて書かれているため、ライター初心者でも取っつきやすい書籍と言えます。

『書く仕事がしたい』は、ライター・コラムニストなどで活躍中の佐藤友美さんが書いた書籍です。ライターに向いている人、ライターデビューするためのプロセス、ライターに必要な技術やマインドなどについて書かれています。

特にライターに必要なマインドについては、私自身も大変参考になっており、一読することをぜひおすすめします。

文章力を上げる方法

このジャンルで、おすすめの書籍は以下の3冊です。文章力はWebライターとして必要なスキルの中でもっとも重要であるため、積極的に学んでいきましょう。

書籍名 出版社 著者(敬称略) 初版発行日
新しい文章力の教室 インプレス 唐木元 2015年8月
三行で撃つ CCCメディアハウス 近藤康太郎 2020年12月
文章力の基本 日本実業出版社 阿部紘久 2009年8月


それぞれの書籍の概要について、詳しく紹介します。

『新しい文章力の教室』は、「コミックナタリー」「ナタリーストア」などのメディア編集長を経験してきた、唐木 元さんが執筆した書籍です。

例文を豊富に交えて、文章の書き方や直し方などを紹介しています。具体的には、以下のポイントについて解説しています。

  • 書く前に準備すること
  • 記事を読み返して修正するときのポイント
  • 読者にもっと伝わる文章の書き方
  • 丁寧な文章の書き方


例文が多く、Webライターを目指している方・初心者でも取っつきやすい内容となっているため、おすすめです。

『三行で撃つ』は、長年にわたり朝日新聞社で活躍している、近藤康太郎さんが執筆した書籍です。文章の基本やライターの心得・書くための四つの道具・読ませるための三感(スピード感、リズム感、グルーブ感)について、紹介しています。

書籍名の三行で撃つとは、読者が離脱しないためには、文章の始めから3行以内に読者の心を撃つのが重要、ということからタイトル名になっています。

『文章力の基本』は、大学で文章指導などを講義していた、阿部紘久さんが執筆した書籍です。文章力をアップさせるための77のテクニックを、具体的な例文を多く交えて解説しています。

読者に読まれるための具体的なテクニックが記載されているため、文章力を基本から学びたい方におすすめの書籍と言えます。

話を聞く能力の向上

Webライターには、取材力も必要です。取材力の中でも、インタビュー技術は特に重要と言えます。ここでは、話を聞く能力を向上させる書籍を紹介します。

書籍名 出版社 著者(敬称略) 初版発行日
引き出す力 河出書房新社 上阪徹 2021年9月


『引き出す力』は、ブックライターとして有名な上阪 徹さんが執筆した書籍です。今まで3,000人以上に取材してきた上阪 徹さんが、表面的なコミュニケーションではなく、インタビューイーの懐に飛び込んで、相手の本音を聞き出すための52の質問術を、実例を交えて紹介しています。

SEOライティングの基本

Webライターを目指す方に、SEOライティングの知識は必須です。ここで紹介する書籍は、SEOライティングの基本を解説したものです。

書籍名 出版社 著者(敬称略) 初版発行日
沈黙のWebライティング
アップデート・エディション
エムディエヌコーポレーション 松尾茂起 2022年5月


『沈黙のWebライティング アップデート・エディション』は、Webプランニングチーム「ウェブライダー」の代表として、WebコンテンツのプロデュースやWebマーケティング支援を行っている、松尾茂起さんが執筆している書籍です。

Webライティングのノウハウをマンガ形式で書いた書籍で、Webライター初心者でも理解しやすい内容になっています。

具体的には、以下の4点について主に紹介しています。

  • SEOを意識したコンテンツを作るためのポイント
  • わかりやすい文章の書き方
  • 論理的思考を用いてSEOで成果が出やすいコンテンツ作り
  • 取材を成功させるためのポイント

その他

文章は、文意にふさわしい漢字を使い、適切な送り仮名を書くなど、正しい表記をすることが大切です。そこで役立つのが、『記者ハンドブック』。表記方法の基準となるような1冊ですので、手元に置いておくと良いでしょう。

書籍名 出版社 著者(敬称略) 初版発行日

記者ハンドブック

新聞用字用語集第14版

共同通信社

1956年11月


『記者ハンドブック 新聞用字用語集第14版』は、新聞記者はもちろんのこと、通信・放送業界でも活用され、誰にでもわかりやすい文章を書く必要のあるWEBライターにとっても重要な1冊です。

送り仮名がわからない、どの漢字を使ったら良いかわからないなど、言葉の表記に迷ったときには、ぜひ参考にすることをおすすめします。

まとめ

本記事では、Webライターを目指している方やWebライター初心者におすすめの書籍を9冊紹介してきました。

いずれの書籍も、Webライターとしてスキルアップをするために、とても役立つ書籍です。

今回紹介した書籍をぜひ手に取ってみて、自分にとって役立つ内容であれば、お読みになることをおすすめします。

この記事を書いたライター

執筆者

ていえむ

思うところがあり長年勤めたIT企業を退職し、現在はフリーランスのWebライターとして活動中。得意ジャンルは、金融・国内旅行・ペット・IT関連など。私生活では、愛犬(コーギー)とのんびり過ごしたり、お出かけすることが大好きです。

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