フリーランスが1日のスケジュールを決める方法

私がスケジュールを決めるときは、おおまかに下記の3つを意識して決定しています。
- 仕事の納期で決める
- プライベートの予定で決める
- 追加で仕事ができる余力を残しておく
1週間のスケジュールを事前に立てておき、予定の変更があり次第ほかのスケジュールの変更が必要かを判断し、都度検討しなおしています
仕事の納期で決める
基本的には、仕事の納期に合わせてスケジュールを立てるようにしています。クライアントによって納品日が初稿提出日なのか、最終締切日なのかが異なるため、初めてお仕事をいただいた相手の場合は特に早めの提出を心がけています。
また、仕事の納期に合わせてスケジュールを決める場合は、カツカツにならないよう注意が必要です。急な体調不良や家庭の用事が入っても対応できるよう、スケジュールには余裕を持たせています。
プライベートの予定で決める
フリーランスとして働いている分、予定の融通が利きやすいメリットがあります。そのため、土日祝日よりはなるべく平日にプライベートの予定を入れ、混雑時に移動しなくていいようにしています。
また、私の場合は「今日は休日」と丸1日を休みにすることはありません。毎日少しずつでも稼働するほうが自分に合っていると感じるため、少なくとも1〜3時間仕事をするようにしています。
その分、外出時はなるべく仕事のことは忘れて過ごすことが大切です。
追加で仕事ができる余力を残しておく
スケジュールを立てるときは、追加で仕事が入っても対応できるように余裕を持たせています。その理由は、急な修正依頼や追加の仕事のご連絡をいただいた際に、なるべくお断りをしないためです。
特に、追加のご依頼に対応できれば、次につながる可能性が高まります。クライアントとの信頼関係が築ければ、長いお付き合いが期待できると考えています。
また、体調不良や急な予定の変更があっても、余力を残しておけば焦らずに仕事ができるでしょう。
【スケジュール例】フリーランスWebライターの1日

ここからは、実際に私が1日をどのように過ごしているかのスケジュールを紹介します。
以下のスケジュールは、プライベートの予定がない日に毎日実行していることが多いため、今後フリーランスになることを考えている人はぜひ参考にしてください。
- 9時:起床
- 10〜11時:家事・朝食
- 11〜14時:仕事
- 14〜15時:休憩
- 15〜19時:仕事
- 19時〜:プライベート時間
- 1〜2時:就寝
9時:起床
私はあまり朝が強くないため、起床は9時頃にしています。毎週決まった曜日の朝9時に会議があるため、週に一度の早起きがつらくならないよう起床時間を決めることにしました。今は生活リズムが整っているため、目覚ましをかけなくても9時に目が覚めるようになりました。
なお、会議がある日だけは8時半ごろに目覚ましをかけていますが、起床がつらいとは感じにくくなっています。
10〜11時:家事・朝食
朝起きてすぐの時間は、朝食作りや洗濯など日々の家事を行っています。
私は朝に食事をしないと目が覚めません。朝食を摂ってすっきりした頭で仕事に集中できるよう、家事をまとめて済ませています。
なお、朝食はピザトーストやパンケーキなど、自炊する場合が多いです。
11〜14時:仕事
朝食が済んだら、11〜14時の間が仕事の時間です。私は午前と午後で仕事の内容を分けることはせず、構成作成や少ない文字数の執筆など、時間のかかりにくい仕事を優先して行います。
とくに、1万文字を超える執筆は集中して行いたいため、ほかの仕事を終わらせてから取り掛かるようにしています。
14〜15時:休憩
昼食の時間は厳密に決めていないものの、14時頃を目処にしています。昼食はそばやうどんなど簡単に作れるものを食べることが多く、食べ終わった後はしばらく休憩時間です。
自宅で仕事をするとメリハリがつきにくいため、なるべくオンとオフをはっきりさせています。
15〜19時:仕事
午後の仕事は、休憩が終わった15時頃から開始します。仕事時間はその日の仕事量や体調によって変えています。
場合によっては、18時頃から2回目の休憩をとって夜間に仕事をすることも少なくありません。ただし、18時以降は集中力が続かない場合も多いため、1日に働く時間はなるべく7時間程度にしています。
19時〜:プライベート時間
仕事が終わったあとは、プライベート時間としてのんびり過ごしています。私はあまりテレビをつけないため、スマホで漫画を読んだり彼と映画を見たりして過ごしています。
会社員だった頃は帰宅が21時を過ぎることも多かったため、フリーランスになってプライベート時間をとりやすくなったのは非常に有意義な点です。
1〜2時:就寝
入浴や夕食を済ませて、1時から2時の間には寝るようにしています。同居している彼の就寝時間に合わせるため、時間は一定ではありません。ただし、遅くとも2時半には布団に入り、3時には寝ることを意識しています。
遅くまで起きると翌日の仕事に影響しやすいため、フリーランスになってからも規則正しい生活を心がけています。
フリーランスは1日のスケジュールを自由に組める点が魅力

フリーランスの魅力の1つは、1日のスケジュールを自由に組めることです。ネイルサロンや美容院などの予定に合わせて仕事の時間を変えられるため、過ごしやすい日々を送っています。
一方で、仕事のスケジュールを遅らせないためにも時間管理には注意が必要です。クライアントへ迷惑をかけないよう、無理のないスケジュールを立てて、1日を過ごしましょう。
この記事を書いたライター

なずな
東京在住専業Webライター兼ディレクター。読者の立場に立ったわかりやすい文章作りを心がけている。得意ジャンルは転職・就職系やライフスタイル系。未経験のジャンルでも、徹底したリサーチによってニーズに沿った記事が執筆可能。旅行が好きな...