忙しいママライターにおすすめのスケジュール管理のコツ

忙しいママライターにおすすめのスケジュール管理のコツ

忙しいママライターにとってスケジュール管理は必須ですが、闇雲に行っても意味がありません。

本章で紹介するママライターにおすすめのスケジュール管理のコツは、以下の5つです。

  • 自分に合った管理ツールを使う
  • すべての予定をひとまとめで管理する
  • 余裕を持ってスケジュールを組む
  • 執筆の同時進行はしない
  • 毎日予定を確認する


どれも現役ママライターである筆者が実際に行っている内容です。それぞれ詳しく解説します。

自分に合った管理ツールを使う

自分が使いやすいツールを選び、スケジュールを管理しましょう。

スケジュール管理には、主に以下のようなツールがあります。

  • 手帳
  • アプリ など


途中で管理が面倒にならないよう、自分が使いやすいものを選ぶのがポイントです。

例えば手帳は、カスタマイズしやすい特徴があります。その半面、取り出しやページの開閉など、使用までに多くのアクションが必要です。

一方でアプリは、かさばらず他者とスケジュールが共有しやすくなっています。しかし、バッテリーの減りや故障によりスケジュールが確認できないトラブルの可能性、カスタマイズしにくいのが難点です。

ちなみに筆者は、自分が使いやすいように工夫したいので手帳を使用しています。

限られた時間内に効率よく仕事をするためにも、自分に合ったツールでスケジュールを管理しましょう。

すべての予定をひとまとめで管理する

パッと見ただけですべてのスケジュールが把握できるよう、仕事も私生活も予定を1つにまとめて管理しましょう。

ライターは、複数の案件を同時に進めている場合も多く、納期や校了日などはそれぞれ異なります。それに加えてママライターは、家族や子どもの予定も同時に管理しなければなりません。

すべてのスケジュールを一瞬でわかるようにしておけば、スケジュールの調整やタスク整理、進捗状況の把握も簡単です。

以前の筆者は、仕事と私生活の予定を分けて管理していました。しかし、気づいたら案件のミーティングと子どもの懇談会が重なっていた、なんてことがあったのです。

細かい依頼内容は別で管理するとしても、効率よく仕事に取り組むために、スケジュールは1つにまとめておきましょう。

余裕をもってスケジュールを組む

ママライターは、余裕をもってスケジュールを組みましょう。

子どもは突然体調を崩したり、ケガをしたりします。スケジュールに余裕がないと、このようなイレギュラーに対応できず、納期の延長や案件の辞退でクライアントに迷惑をかけるかもしれません。信用問題に関わるため、その後のお付き合いに響く可能性もあるでしょう。

初めに子育て中であると伝え、余裕をもってスケジュールを組めるようクライアントに相談しておくのがおすすめです。また、スケジュールに余裕があるからと安心せず、早めに執筆に取りかかるようにします。

家事や育児とライター業を並行するのは大変ですが、ライターの事情はクライアントに関係ありません。何かあっても対応できるよう、余裕のあるスケジュールを組みましょう。

執筆の同時進行はしない

複数の原稿を同時に執筆しないようにしましょう。

ただでさえ多くのママライターは、家事や育児と仕事を並行しており、常にいくつもタスクを抱えています。

それに加えて複数の原稿を同時に執筆すると、案件ごとのレギュレーションを把握しきれなかったり、執筆中に他の案件について考えたりして、原稿の質を下げる可能性があるのです。

筆者は、複数の執筆を同時に行うとミスが増えます。複数の案件を同時に抱えていても、質の良い原稿を書くために、執筆はなるべく1本ずつ行うのがおすすめです。

どうしても執筆を同時進行しなければならない場合は、普段以上に神経を使って取り組みます。

原稿の質が悪いと次につながらないかもしれません。なるべく1つの案件に集中できるよう、スケジュールを組みましょう。

毎日スケジュールを確認する

スケジュールの確認は毎日行うようにしましょう。スケジュールを立てていても、急な予定の変更で日々のタスクは変わります。

毎朝スケジュールを確認し、その日に行うタスクを整理するのがおすすめです。どの時間に何をやるかを細かく書き出すと、やるべきことが明確になり、焦りもなくなります。

早起きが苦手な方は、寝る前に翌日の予定を確認しても良いでしょう。

筆者は、毎朝のスケジュールの確認とタスク整理で、ムダを減らして効率よく仕事ができるようになりました。

スケジュールの確認を毎日行っていなかった頃、大切なミーティングをすっぽかし、仕事が次につながらなかった苦い経験をしています。そうならないためにも毎日のスケジュール確認は欠かせません。

毎日スケジュールを確認し、効率よく確実に仕事が進められるようにしましょう。

忙しいママライターがスケジュール管理以外に必要なもの

忙しいママライターがスケジュール管理以外に必要なもの

スケジュール管理のほかに、忙しいママライターが仕事をするためには、以下の2点が必要です。

  • 健康管理
  • 周りの理解や協力


体調管理は、何よりも大切です。体調は仕事や私生活に直結します。

体調を崩すと執筆が思うように進まず、場合によっては納期の遅れや辞退につながる可能性もあるでしょう。普段から睡眠や食事に気をつけ、体調管理を怠らないようにしています。自分だけではなく、家族や子どもの体調にも注意が必要です。

また、周りの理解や協力は、ママが働くうえでとても大切です。案件が立て込んだときに、夫や親などと一緒に家事や育児に取り組める体制ができているとママライターは安心して仕事ができます。

世間では夫の家事参加が当たり前になりつつありますが、妻が主体の場合も少なくありません。日頃から協力が得られるようにしておきましょう。

周りに頼れる方がいなければ、便利家電を取り入れたり、パソコン環境を整えたりします。AIを駆使して仕事を効率化するのもおすすめです。

現役ママライターである筆者のある日のスケジュール

現役ママライターである筆者のある日のスケジュール

現役ママライターである筆者のスケジュールは、以下の3点をポイントに組んでいます。

  • 寝る時間の確保
  • 朝時間の活用
  • 夫の協力


筆者のある日のスケジュールは、以下の通りです。


時間 筆者 子ども
5:00 起床
スケジュール確認
時間があれば執筆
起床
身支度
ペットの世話
5:50 身支度

朝ごはんの準備

出勤
6:00 朝食 起床
朝食
6:20 朝食の片づけ

子どもの身支度の手伝い

歯みがき
着替え
ヘアセット
6:50 掃除機
トイレ掃除
朝勉強
7:10 夕飯の準備
7:45 子どもを送り出す
家事のつづき
8:00 仕事開始
10:00 子どもの学校の図書館ボランティア
12:00 帰宅して昼食
13:00 仕事再開
17:15

お風呂炊きを予約
学童に迎え
習い事の送迎

習い事
18:15 帰宅
お風呂へ直行
足りない食材の買い物を電話で夫に依頼
帰宅
お風呂へ直行
退社
高齢の親の様子確認
スーパーで買い物
19:00 夕飯の準備
子どもの宿題や時間割を確認
宿題や自由時間 帰宅
お風呂へ直行
洗濯物をたたむ
洗濯機を回す
19:30 夕飯 夕飯 夕飯
20:00 夕飯の片づけ
家族時間
歯みがき
家族時間
洗濯物を干す
家族時間
21:00 就寝 就寝 テレビ
就寝

家事や育児と仕事の両立に悩んでいるママライターの皆さんは、ぜひ参考にしてください。

上手なスケジュール管理でママでもライターを諦めない

上手なスケジュール管理でママでもライターを諦めない

「子どもの成長を見守るために在宅で働きたい」とライターを始めても、家事や育児と仕事の両立で、時間の確保に悩むママライターは少なくありません。

しかしスケジュール管理のコツを押さえれば、ワークライフバランスを大切にしながら効率的に仕事を進められるようになります。また、スケジュール管理以外にも、体調管理や周りの協力も大切です。

せっかく始めたライターの仕事を諦めないためにも、スケジュール管理のコツをマスターして、充実した毎日を送りましょう。

この記事を書いたライター

執筆者

竹野はる

猫と運動と家が好きな一児の母。20年近く携わった福祉畑から飛び出して、専業ライターとして活動しています。これまでの経歴から、社会的養護や介護・障害など福祉系全般を中心に、その他のジャンルも幅広く執筆し取材やインタビューにも対応。...

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