SEOライター時代の生活リズム

私がSEOライターだった時代の、1日の生活リズムをご紹介します。
1日のスケジュールと情報収集の流れ
時間 | 内容 |
---|---|
12:00 | 起床 |
13:00 | 連絡返信 |
14:00 | リサーチ |
15:00~16:00 | 構成作成 |
16:00~18:00 | 執筆 |
18:00〜21:00 | 休憩 |
22:00~24:00 | 執筆 |
24:00〜25:00 | 最終チェック・納品作業 |
26:00 | 就寝 |
昼過ぎに起きる、ゆるやかなスタート
SEOライター時代、私は、だいたい昼の11時ごろに起床していました。身支度は最小限、すぐにPCを開いて作業を開始します。チャットやメールでの連絡がメインなので、顔を合わせる必要もなかったのが楽でした。
好きな時間に起きられるのは在宅ライターの良さですが、作業が夜中までかかってしまい明け方に就寝することも。完全在宅だからこそ、自分を律する力が求められる環境でした。
SEOライターは孤独
取材ライターは現地で人と出会い会話をしますが、SEOライターは基本的にチャットやメールのやり取りが多いため、誰とも会話しない生活が続きます。私は直接的なやり取りが苦手なほうなので最初は楽でしたが、人と関わらない分情報を得にくいというデメリットも感じました。
SNSなどで積極的に情報を取りに行かないと「みんなが知ってるのに私だけ知らない」という状況になりがち。さらに、詳しい人が周りにいない場合、人に相談できないという問題もあります。人と関わるのは苦手だからという理由だけでSEOライターを選択するのは要注意です。
取材ライターの1日スケジュール

現在、私の取材ライターとしての1日の生活リズムをご紹介します。
【取材が1時間程度の日】
時間 | 内容 |
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7:00 | 起床・身支度 |
8:30 | 出発・移動 |
10:30 | 取材開始 |
12:00 | ランチ・写真選定 |
15:30 | 帰宅・休憩 |
17:00〜19:30 | 文字起こし・執筆 |
20:00 | 原稿提出 |
【取材が半日程度の日】
時間 | 内容 |
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9:30 | 起床・身支度 |
11:00 | 出発・移動 |
13:00〜14:00 | 取材前の打ち合わせ |
14:00〜20:00 | 取材 |
22:00 | 帰宅 |
23:00 | 写真選定・文字起こし |
後日 | 執筆 |
取材ライターは時間ロスが発生しやすい
取材ライターとして働くようになって実感したのは、「思った以上に時間のロスが発生しやすい」ということです。人と直接関わる仕事である以上、予定していた時間できっちり切り上げられないことも多々あります。
たとえば、取材の開始前に先方の準備が整うまでしばらく待機することもありますし、予想外のタイミングでスケジュールが押してしまうことも珍しくありません。
取材中に必要以上に会話が盛り上がってしまったりと、こちらだけではコントロールできない部分も多く、スケジュール通りに進まないこともしばしば…。
また、現場までの移動には片道1時間以上かかることも。取材先が複数ある日は、移動だけでかなりの時間を取られてしまいます。
さらに、取材の合間に空き時間ができても、必ずしも作業ができるとは限りません。カフェが混んでいて座れなかったり、イベント会場のような場所だと人が多く、パソコンを開くスペースすら確保できないこともあります。
そういった意味では、取材ライターは細切れの時間を有効に使うのが難しいという点が、在宅で集中して作業できるSEOライターとは大きく異なると感じました。普段は通勤していて、空いた時間に副業でライターを始めたい方にもハードルは高いでしょう。
ライフスタイルの違いから見える適性とは?

一口にライターと言っても、働き方や日々の過ごし方は大きく異なります。特に「取材ライター」と「SEOライター」では、働き方や生活リズムが大きく違うのも事実です。
執筆以外に時間を取られたくない、また自分のペースで静かに仕事を進めたいという人にとっては、取材ライターの仕事は負担が大きいかもしれません。
その点、SEOライターは基本的に在宅で完結する仕事が多く、自分のタイミングで作業を進めることが可能です。執筆に集中できるため、静かにコツコツ作業したい人に向いています。
しかし、自由である分自己管理能力は不可欠です。完全在宅だと生活リズムが乱れやすかったり、つい仕事を夜中まで引きずってしまったりすることもあるため、向き不向きがあると感じます。
自分に合った働き方を探そう

「SEOライター」と「取材ライター」は、仕事内容だけでなく生活スタイルも大きく異なります。働き方にはいろいろな形があるからこそ、自分に合ったスタイルを探し続けることも、ライターという職業の醍醐味ではないでしょうか。
この記事を書いたライター

清水華那
占い師の顔も併せ持つフリーライター。エンタメに関する記事を多く執筆。SEO、現地取材、シナリオ作成などが得意。会社員から副業期間を経てフリーランスへ転身。今後はフットワークの軽さを武器にさまざまなことに挑戦したい。わかりやすく、読...