プロフィールについて教えてください

2024年7月からフリーライターをしている桐田えこ(とうだえこ)です。大阪府出身、現在は愛知県で活動しています。
ライターになるまでに販売職と技術職を経験しました。新卒で総菜メーカーに就職し、百貨店のテナントで副店長として商品の発注や採用など、店舗運営業務を担当。
1年半ほどで機械メーカーに転職しました。同社の舶用部門にて、既存顧客からの技術面での問い合わせ担当や設計仕様書・取扱説明書の作成などを約7年間担当していました。
現在のライターとしての仕事内容や働き方を教えてください

現在は、主にWebメディアのコンテンツライティングとX投稿の代理作成を担当しています。
10時から17時頃までに執筆業務を終えて、夜は家事のみをするようにしています。自分の興味のあるモノ・コトをテーマに執筆しつつ、取材ライターを目指して業務の幅を広げている途中です。
ライターを目指したきっかけはなんですか?

ライターを名乗る前から、何かと文章を書くことが好きでした。
大学生の頃から学生広報チームに所属し、社会人になってからの趣味と言えば二次創作の小説の執筆。技術職をやっていて一番楽しかったのも、業務マニュアルの作成でした。
人生の転機になったのが、結婚です。それを機に7年務めた会社を退職し、愛知に引っ越すことになりました。コロナ禍に在宅勤務を長くしていたので在宅で働きたい気持ちが強く、そこで思いついたのがライターという仕事でした。
ライターになるために、まず始めたことはなんですか?

ライターになってひとつ目標を決めました。それは「関西の某黄色い球団にライターとして関わる」ことです。でも、そのために何をしたら良いかはさっぱりわかりませんでした。
副業収入もない中で、開業資金をかけたくない私は「何でもいいからまずは書く仕事をしてみよう」と思い至り、複数のクラウドソーシングサイトに登録。良さげな案件を探すたびに応募していました。
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現在のお仕事スタイルにつながった経緯を教えてください

私のライター初仕事は「YouTubeのショート動画の台本作成」でした。しばらくその案件を継続しながら、ライター募集をしているメディアを見つけては応募。しかしその時に、今までやっていた台本執筆の業務が自分の実績としてアピールできないことに気づきました。
これではいくらやっても夢に近づけないと思い、メディアのライター応募に力を入れていくように。自分で案件を開拓していたことが徐々に実を結び、今のコンテンツライティング多めの仕事スタイルに落ち着いていきました。
ライターの大変なところ、きついところは何ですか?

ライターとして大変なことは、何でも自分で動かないとダメなところです。以前は会社員をしていたのでお金のことは経理任せでした。ライターとしての活動を始めた時には契約のことなんてさっぱりわからないし、案件も全部自分で探さないといけません。
当然ながら、探している間は報酬もありません。売上の発生しない業務でモチベーションを維持するのは、今でも大変です。
きつい時はどんなふうに乗り越えましたか?

私は一度ダメだな、と思ったらその日は全然筆が進まなくなるタイプなので、そういう時は別のことをしています。
ライティングと全く関係ないカラオケやゲームでも良いのですが、特に良かったと思うのはメディア探しです。Googleで「ライター 募集」と検索すると、ライターを募集しているメディアが結構な数見つかるんです。
メディア内の素敵なコンテンツを見て脳内で勝手に添削したり、魅力的なライターは他のメディアでどんな活動をしているのか調べたりしているうちに、だんだんライティング欲が高まってきます。
仕事のやりがい、楽しいところは何ですか?

自分の好きなモノやコトをオープンにアピールできるところです。
例えば、私はボーイズラブもののマンガをよく読んでいたのですが、周囲に同志がいなくてオープンにできませんでした。今は「ボーイズラブもののマンガも読みます」とポートフォリオに堂々と記載していますし、それもあって実際にボーイズラブ系のマンガ関連のお仕事にも関わらせていただいています。
「好きなものはむしろ声を大にして言ったほうが仕事につながる」という雰囲気は、すごく自由で楽しいと思います。
また、私は自分の好きなモノやコトをもっと知って欲しい、広めたいと思うタイプです。その性格が幸いしてか、クライアントから「ひとつひとつの記事の熱意が濃い」とお褒めいただいたこともあります。熱意をこめた文章が喜ばれるというのは、会社員として働く時とは違う、ライターならではのやりがいだと思います。
ライターとしての目標、やりたいことがあったら教えてください
私のライターとしての最終目標は、今も変わらず「関西の某黄色い球団にライターとして関わる」こと。ただ、それだけだと目標として遠すぎるので、まずは野球関連の記名記事を出せるようにがんばりたいと思います。
また、もうひとつ力を入れたいのが地方創生関連の記事の執筆です。関西から引越しして、愛知にはまだ県外の方に知られていない魅力が本当にたくさんあると感じました。さまざまなメディアを通して、愛知の魅力をどんどん発信していきたいと考えています。
この記事を書いたライター

桐田えこ
大阪出身愛知在住のフリーライター桐田えこ(とうだえこ)です。いつか某黄色い球団のために記事を書きたいという野望を胸に、現在は商品レビューやX投稿作成、コンテンツライティングを中心に活動中。得意ジャンルは地方創生・グルメ・サブカル...