なぜWeb系のフリーランスになろうと思ったのか

フリーランスになって海外旅行も頻繁に行けるように!画像はパラオの海

フリーランスになって海外旅行も頻繁に行けるように!画像はパラオの海

Web系のフリーランスになろうと思ったきっかけは、30歳での結婚と出産・新型コロナウイルス感染症の流行です。

フリーランスによくある「結婚と出産を機に、子どもや家族との時間を増やすため」との理由もありますが、私は少し違います。

私は結婚と出産で、仕事や家庭が忙しくなりすぎて「全然自分の時間がないー!」と毎日が光の速さで進むなか、フと思ったのです。

「自分の人生、このまま仕事と子育てで終わりそう」

そう考えた時に、やりたいこと(旅行だとか移住だとか)がたくさんある私は、自由に働く時間を決められる「フリーランスになりたい!」と思いました。

そして、Web系の仕事はパソコン一台でできるので「いつでも、どこでも働ける!まさに自分にピッタリな働き方だ!」と考えたわけです。

もちろん「フリーランス?何それ?」状態の妻の説得には、何度も心が折れそうになりました...。

私のロードマップ!フリーランスになるまで

フリーランスになるため1日平均5時間勉強していました。

フリーランスになるため1日平均5時間勉強していました。

Web系フリーランスになるまでは、いたって普通の会社員で営業職でした 。パソコンの操作は苦手で、触れるのはメールとExcel、かろうじてWordくらい。

ここでは、そんな私が副業を始めて独立するのに5年(フリーランスになると決心して1年)かかった経緯を紹介します。

時系列にすると、以下の通りです。

1.20代満員電車や残業で疲弊する毎日

2.30代に入り、収入を増やそうと副業を始める

3.コロナ禍でフリーランスになる決意!スクールに通う

4.副業で月5万円超えたところで独立


順番に解説していきます。

20代満員電車や残業で疲弊する毎日

会社員時代の私は、一応管理職。

それでも、日本の会社員の平均年収より低く、始発から終電…とまではいかないにしても、毎日長時間働いており、心と体が疲れきっていました。

仕事自体にやりがいはあったのですが、毎日のように満員電車に揺られ「俺は何をやっているのだろう...」と思うこともしばしば。

30代になり結婚をして子どもが生まれ、漠然と環境を変えたいと思うようになっていましたね。

30代に入り、収入を増やそうと副業を始める

そんななか、少しでも収入を増やそうと始めたのがWebライターの仕事です。

なぜライターを始めようと思ったのか。 書くことが好きだったのもあるのですが、主な理由は以下の3つです。

  • 家でもどこでもできるから
  • 未経験でも始められるから
  • すぐに始められるから


パソコン操作が苦手な私にとって、未経験からできる!のが非常に魅力でした。例えパソコン操作が苦手でも、書くことが好きであればライターとして活躍できると思ったからです。

慣れないパソコン作業に最初は悪戦苦闘しましたが、順調にクライアントからの案件をこなしていきました。

Webライターの副業をしていくほど、Webの仕事に対しどんどん抵抗がなくなっていったのです。

コロナ禍でフリーランスになる決意

Webライターを副業で2年ほどやっていた頃、世の中には新型コロナウイルス感染症が蔓延していました。

私の業界はコロナ禍で大ダメージを受け、ボーナスもなくなり収入が激減。当時を振り返ると「こんな簡単に、そして早く世の中が変わっていくんだ...」と危機を感じたのを覚えています。

そこで「コロナ禍で会社に依存するのは危険。いっそフリーランスになった方が良い!」と考えたわけです。

また、前述した通り、結婚と出産を機に、家事や育児が忙しすぎて「このまま自分の人生が仕事と子育てで終わりそう!やりたいことをしたい!」と思ったのも理由の一つ。

当初は、Webライターでフリーランスを目指そうと考えましたが、より収入を上げるために選んだのが主にWebサイトを作る「Web制作の仕事」でした。

Web制作を選んだ理由として、プログラミングの習得や、Webディレクターへのキャリアアップにつながり、いち早く収入がアップできると考えたからです。

もちろん、Webライターを辞めるわけではなく、Web制作 × Webライターとしてフリーランスでやっていこうと決めました。

副業で月5万円超えたところで独立

挫折せず最短で目標を達成するために、Web制作のスクールに3か月通った後、半年間Web制作の副業に励みます。

最初のうちは、慣れないコードを書くのに苦戦したり突然のエラーで1日中修復作業をしたりと、悪戦苦闘の日々でした。特に最初のWeb制作の案件は、LP1枚をコーディングしていく内容でしたが、3日間の徹夜で計75時間もかかり、とっても疲れました。

しかし、その報酬は2万円。時給に換算すると250円(悲)。

何度も「このままフリーランスになれるのか?」と不安がよぎりましたが、会社依存を脱却するために決意は揺らぎませんでした。

その後も時給に換算すると目を覆いたくなるような報酬が続きましたが、どんどんスキルアップし案件をこなすスピードもアップ。徐々に報酬も上がっていきます!

最初はフリーランスに反対していた妻も私のがんばりを認めてくれたのか、いつしか応援してくれるようになりました(私の頑固さに諦めただけかもしれませんが...)。

そして2022年1月。半年間副業をし、3社の制作会社とつながり安定的に月収5万円を超えたところで独立!

現在はフリーランス4年目ですが、Web制作・ライターともに順調で、1日の稼働時間が会社員時代の半分になりました。

空いた時間は、冒頭に紹介したように観光ガイドをしています。

Web系フリーランスになってよかったこと

私の職場はカフェと言っても過言ではありません。

私の職場はカフェと言っても過言ではありません。

Web系フリーランスになって良かったのは、いつでもどこでも働ける点!

働く時間と場所を自由に決められるので最高ですね。

いつでも働けるので、子どもの行事や家族の事情に柔軟に対応できます。そしてどこでも働けるので、昔から夢であった好きな場所への移住も叶えられました。

毎朝「今日はどこで仕事をしようかな!?」とウキウキしながら悩むのも楽しみの一つ。沖縄はおしゃれなカフェが多いので、まだ行っていない店を探したり、気候が良い日は海辺で仕事をしたりします。

もちろん、台風の日は家にこもりますよ(笑)。

沖縄移住のデメリットでよくあげられる「低賃金」「悪天候」「渋滞」はまったく感じず快適です。

移住 × Web制作(Webライター)の相性は抜群だと実感しています。

Web系フリーランスでつらいこと

Web系フリーランスでつらいこと

もちろん、フリーランスはつらいこともたくさんあります。


  • 仕事や収入が安定しない
  • 収入が安定しないのでメンタルも安定しない
  • 一人で仕事がするのが嫌になる


このなかで、特につらいのは仕事が安定しないことですね。

今でこそ安定しましたが、1年目は不安定で、50万円の収入があったかと思ったら、翌月は10万円を切ることもザラにありました。

生活費を考えて、悩んだことを思い出します。

今でも「突然仕事がなくなったらどうしよう」「病気で仕事ができなくなったらどうしよう」と不安になります。しかし、フリーランスになったおかげで、健康には人一倍に気を使うようになりました。

Webライターの道も広がった

ライターの道が更に広がり、時間ができたことで趣味で畑を始めました

ライターの道が更に広がり、時間ができたことで趣味で畑を始めました

Web制作とWebライターの2つの仕事から、相乗効果が生まれるようになりました。

なぜなら、Web制作の仕事がご縁でつながったマーケティング会社に「Webライターもしている」と伝えると「ライティング案件もやって欲しい」との依頼がしばしばあるからです。

また将来の展望として、Webサイトを制作後、Webサイト内での収益化を図るためオウンドメディアの作成を提案したいと考えています。

メディアの作成には、Webライターの経験が役立つからです。

このように、Web制作のフリーランスになってから、さまざまな出会いもあり、Webライターの道が広がったのは偶然の産物でした!

これからWeb系フリーランスを目指す人へ

フリーランスになり沖縄へ移住でき、大好きなサーターアンダギーをたくさん食べています。

フリーランスになり沖縄へ移住でき、大好きなサーターアンダギーをたくさん食べています。

フリーランスは大変な面もありますが、自分にはとても合う働き方です。もちろんフリーランスは、人によって合う合わないがあります。

また、フリーランスになりたいと考えていても、なかなか一歩を踏み出せない人も多いでしょう。

「失敗したらどうしよう…」と悩む期間も大切ですが、悩むだけで行動に移せない時間は個人的にとてももったいないと思います。

「迷ったらまずはやってみる!」くらいの気持ちでいた方が、私は何事もうまく進むと思っているからです。心配事の9割は起こらないと言われていますしね。

実際に私も心配はつきませんが、ライターやWeb制作でいろいろと試したからこそ、フリーランスを継続でき自分の理想の生活ができています。

そうはいってもいきなりフリーランスを目指すのはハードルが高いので、まずは全力で副業に取り組み、本業を超えるくらいの収入を目指してみてください!

そうすると自ずとフリーランスの道が見えてきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事を書いたライター

執筆者

ノース

「ユーザーを惹きつけるWebサイトを創る」をモットーにしているWeb制作者&Webライター!さらに観光ガイドも兼任!三足の草鞋で活動中!左記のことから得意ジャンルは観光とIT。たった1人に100%魅力が伝わる文章を心がけています。

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