Webライター必見!在宅勤務でサボらないための3つのコツ

最初に、私がサボらないために実践しているコツを3つ紹介します。
- コツ1:作業環境を整える
- コツ2:ポモドーロ・テクニックを使う
- コツ3:タスクを可視化する
どれもよく聞く対策ですが、私なりにアレンジしている箇所もあります。ぜひ参考にしてみてください。
コツ1:作業環境を整える
優先的にやるべきは、作業環境の整理整頓です。具体的には作業を止めるアイテム・要素を、意識しないようにしましょう。
- スマホ・漫画・ゲームなどは別の場所に移動する
- 通知はオフにするか、優先度の高い用件だけ音が鳴るようにする
上記2つを実践するだけでも集中力の向上を実感できるでしょう。
ちょっとしたコツですが、Google Chromeのプロファイル(個人設定)を仕事専用のものに切り替えることもおすすめです。
専用のプロファイルには、仕事でしか使わないブックマークのみを揃え、YouTubeやSNSも仕事用アカウントでログインすれば、手が止まる時間を減らせます。
また、ノイズキャンセリング機能があるイヤホンを使うのも、個人的には効果がありました。私はヘッドホン型を使用しており、エアコンや耳に入る雑音を減らし集中力を保てるため、検討してみてください。
コツ2:ポモドーロ・テクニックを使う
Webライターのように頭脳労働が中心となる作業では、集中力の維持が効率を左右します。効率を高めるには、時間管理の「型」を作り、一定のペースを守って作業しましょう。
そのために、私はポモドーロ・テクニックを用いて集中力を維持するよう心がけています。
ポモドーロ・テクニックとは、25分間の作業と5分間の休憩を繰り返す時間管理術です。短い時間で集中して作業に取り組み、適度な休憩を挟みながらも、集中力を持続させられます。
私の場合、5分間の休憩中は完全に作業を止めるようにしています。軽いストレッチをしたり、少し掃除をしたり、作業以外の行動を取るのがおすすめです。
ポモドーロ・テクニックの活用により、メリハリをつけて作業に取り組めるようになっただけではなく、以前よりも多くのタスクを完了できるようになったと実感しています。
コツ3:タスクを可視化する
タスク管理ツールを活用し、進捗状況を可視化するのも重要です。何に取り組むべきかが明確になり、作業の抜け漏れを防げます。また、小さなタスクを完了するたびに達成感を得られ、モチベーションの維持にも効果的です。
具体的には、Googleカレンダーやリマインダーなどのスケジュール管理ツールを活用してみてください。私は、Googleカレンダー上でタスクに色をつけて管理しています。
例えば「青は未実施」「赤は完了」のように色の使い分けを行えば、タスクの進捗状況がひと目でわかり、計画的に作業を進められます。
さらに、Googleカレンダーは棒状にタスクが表示されるため、納期を視覚的に把握できるのも愛用している理由です。任意の日付で通知が鳴るように設定しておけば、作業の開始忘れや納期漏れも防げます。
在宅勤務でサボってしまう3つの理由

納期やタスクが決まっているのに、なぜダラダラしてしまうのでしょうか。
- 理由1:タスクの作業内容や予定を把握できていない
- 理由2:人目がないため自分に甘えてしまう
- 理由3:スケジュールに余裕を作りすぎてしまう
まずは、自分がダラダラしてしまう理由を確認ましょう。
理由1:タスクの作業内容や予定を把握できていない
タスクの作業内容や予定を把握できていないと、何から手をつければ良いのかわからず、作業に取りかかるのが億劫になりがちです。原因として、タスクが発生した際の記録・登録漏れやリサーチ不足が考えられます。
私自身も、競合記事が少ないジャンルの記事執筆を依頼された際に、スタート地点がわからず手が止まってしまうケースも少なくありませんでした。
こうした状況を改善するために、3つの方法を実践しいます。
- タスクが発生した時点で必ず記録を残して可視化する
- 細分化しやるべき内容の全体図を把握する
- 優先度を決めてできるところから手をつける
記事執筆であれば「リサーチ」「構成作成」「執筆」「推敲」と、作業を細かく分割した後、作業量をチェックします。その後はタスクの内容によりますが、工数が少ない作業を先に終わらせて進捗率を伸ばすほうがモチベーションを維持しやすいためおすすめです。
理由2:人目がないため自分に甘えてしまう
在宅勤務は会社と違い周りに人がいません。そのため、サボっていても誰にも注意されず、つい自分を甘やかしがちです。
これは人間の心理として、ある程度仕方がないのかもしれませんが、同じ状況が続くと、自己肯定感やモチベーションの低下、緊張感の欠如につながる可能性が高まります。
解決するためには、自分自身で「人目」を作る工夫が必要です。例えば、オンラインコミュニティに参加し他のWebライターと交流したり、作業報告をしたりするのも良いでしょう。
SNSで「#今日の作業予定」や「#Webライター」など、ハッシュタグをつけて作業内容を投稿し、自分にプレッシャーをかけるのも効果的です。
私は、残り時間が減少する様子を見ると集中できるタイプのため、タイマーアプリを使用し自分を追い込んでいます。ポモドーロ・テクニック用のアプリですが、気になる方は試してみるのがおすすめです。
理由3:スケジュールに余裕を作りすぎてしまう
スケジュールに余裕がありすぎると、与えられた時間を目一杯使って作業を完了させようとする傾向が強まります。
納期まで時間があると作業以外の行動を取りがちです。改善するためには納期よりも短い、自分なりの締め切りを設定しましょう。例えば、1週間の納期であれば5日での納品を目指します。
そのほか、少しのがんばりで達成できる目標を設定するのも重要です。月に5本の記事を安定して書ける実力があるなら、6本、7本と少しずつ目標を上げていくのも良いでしょう。対応本数が増えれば収益アップも見込めます。
しかし、セルフブラック化しないように注意してください。
Webライターの仕事は受注案件以外にも、テストライティングや納品済み記事の修正、育児や本業との両立など、さまざまなタスクが発生します。無理のない範囲で、少しずつ負荷を上げていくようにしましょう。
在宅勤務でサボらないために心がけること

在宅勤務でサボらないためには、日々のちょっとした心がけが大切です。ここでは、私が実践している3つの準備を紹介します。
- 準備1:前日の内にやるべき作業を把握しておく
- 準備2:「手を動かしたら勝ち!」と考える
- 準備3:休息も仕事のうち!休める時は全力で休む
在宅勤務での作業効率を向上させ、サボり癖を克服していきましょう!
準備1:前日の内にやるべき作業を把握しておく
作業終了後は、翌日の予定を見直す癖をつけるのがおすすめです。作業漏れを防ぎスムーズに翌日の作業を開始できます。
私はノートに「当日の作業内容」「良かった・がんばった点」「悪かった・ダメだった点」の3つを日記代わりに記録しています。
「良かった・がんばった点」は、なるべく具体的に、多く書くようにしてみてください。自己肯定感が高まり「明日もがんばろう」と前向きになれます。
逆に「悪かった・ダメだった点」は、改善策や対策と合わせて簡潔に書くようにしましょう。上がった自己肯定感を下げないためと、後で見直した際に要点を確認しやすくするためです。
準備2:「手を動かしたら勝ち!」と考える
完璧主義にならず、少しでも作業を進めたら自分を褒めるようにしましょう。評価基準を少し下げれば作業へのハードルも下がり、作業に取り掛かりやすくなります。
予定通りの作業ができなかった場合でも「〇〇”は”できた」と肯定的に捉えましょう。「全く進まなかった」のではなく「前に進んでいる」と考えるのが大切です。
どうしても作業を始められない時は「5分だけでもやる」と決めて、タイマーをセットしてみましょう。5分の次はもう5分と、短い時間でも作業に取り組めば、仕事モードに入りやすくなります。
準備3:休息も仕事のうち!休める時は全力で休む
集中力を持続させ、生産性を高めるためには、適切な休憩が不可欠です。疲れているのに無理をして作業を続けても、効率は上がりません。休息も仕事の一部と捉え、休める時はしっかりと休みましょう。
Webライターが作業中に休むべきタイミングは「手が止まっている時に思考しているかどうか」と私は考えています。実際、注意深く自分を観察してみると、アイデアを出そうと頭を捻っているようで、実は疲れて思考停止していただけという状況もありました。
作業を続けられるか常に注視し、体調が悪かったり異変を感じたりした時は、無理をせず休息を取りましょう。
どんな人でも工夫次第でサボり癖は直せる
人間なのでサボったり、ダラダラしたりするのは100%防げません。大切なのは「今日はサボってしまった…」で終わるのではなく「サボらないためにどうするか」に目を向けることです。
在宅勤務は、自分との戦いでもあります。しかし、今回紹介したような小さな工夫を積み重ねていけば、サボり癖は必ず改善できます。
私も、今回紹介した方法をすべて完璧に実践できているわけではありません。より効率的な方法、より快適な働き方を見つけたら、また皆さんにご紹介したいと思います!一緒にがんばっていきましょう!
この記事を書いたライター

藤田ユウキ
40歳経験ゼロから開業した専業ライター。「たった一度の人生だから」と小売店・病院・人材派遣会社と異業種を渡り歩いた末に一念発起し、ライターとなる。特化ジャンルは無いものの、わかりやすい表現を用いた初心者向け記事を得意とする。入念...