Webライターにとって直接契約はハードルが高いのか?

Webライターにとって直接契約は、特別にハードルが高いわけではありません。
クラウドソーシングを経由した仕事と比べても、業務内容に大きな差はないといえます。クライアントが記事執筆の募集をするうえでは、クラウドソーシング経由と直接契約で、作業の難易度を大幅に変えるとは考えにくいからです。
そのため、興味のあるWebライターは、積極的に直接契約に応募してみてください。まずは、直接契約にどのような仕事があるのか、確認するのがおすすめです。
Webライターが直接契約を探す方法

Webライターが直接契約を探す方法として、以下の5つを紹介します。
- Webで検索する
- 求人サイトを利用する
- Webライターを募集している記事作成代行会社を探す
- SNSに登録する
- メディアサイトにメッセージを送る
すべて私が実際に行った探し方です。経験にもとづいて解説するため、これから直接契約を目指すWebライターは参考にしてください。
Webで検索する
Webでライターの仕事を検索すると正社員やパート、業務委託など、さまざまな業務形態の求人を確認できます。
また、セールスライターや取材ライターなど、業務内容や求められるスキルもそれぞれです。まずはパソコンやスマホを使って、GoogleやYahooで以下のように検索してください。
- Webライター 募集
- Webライター 求人
- 在宅 Webライター
資格や得意分野があるライターは、以下のようにキーワードを工夫するのもおすすめです。
- Webライター 看護師
- 取材ライター 募集
- Webライター 募集 自動車
求人サイトや記事代行会社などの情報も出てくるため、直接契約の獲得を目指す際は、まずWebで検索しましょう。
求人サイトを利用する
次に、以下のような求人サイトで、Webライターの仕事を探してみます。
- indeed
- Wantedly
- タウンワーク
- はたらいく
- 求人ボックス
求人サイトでは、さまざまな企業が積極的にWebライターを募集しているため、採用されやすい印象です。
私も初めての直接契約は、求人サイトから獲得しました。あくまで個人的な意見ですが、それぞれの求人サイトには以下のような特徴があると感じます。
indeed | 業務委託の仕事が多い |
Wantedly | ベンチャー企業やスタートアップ企業が多い |
タウンワーク | パートやアルバイトの仕事が多い |
はたらいく | 正社員の仕事が多い |
求人ボックス | 在宅の仕事が多い |
自身が希望する働き方に合わせて、求人サイトを使い分けるのがおすすめです。
Webライターを募集している記事作成代行会社を探す
Webライターを募集している記事作成代行会社を探すのも、直接契約を獲得する手段のひとつです。記事作成を請け負っている企業なら、執筆の仕事を豊富に抱えている可能性があります。
自身の希望する働き方や得意分野に合わせて、以下のように検索してください。
- 記事作成代行会社 募集
- 記事作成代行会社 美容ライター募集
- 記事作成代行会社 業務委託
- 記事作成代行会社 正社員 募集
応募する際は、募集元の会社概要やHPを確認しておくと、ミスマッチを防ぎやすくなります。
SNSに登録する
X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSを使って、Webライターの直接契約を探す方法もあります。実際にブロガーやディレクターが、SNS上でWebライターを募集しているのを見た人もいるはずです。
特にXは文章が主流のSNSということもあり、よくWebライターが募集されています。私も以前、以下のような募集に応募しました。
業務内容 | 金融記事の執筆 |
報酬 | 1文字:2円 |
納期 | 1週間前後 |
納品方法 | Wordにて提出 |
またSNSは、Webライターとしての実力や存在をアピールできる場所でもあります。直接契約が欲しいなら、Xだけでもアカウントを作っておいて損はありません。
メディアサイトにメッセージを送る
最後に紹介するのは、メディアサイトに直接メッセージを送る方法です。求人に応募するよりも、ハードルが高いと感じるかもしれません。
しかし、募集をしていないからこそ他の応募者が少なく、チャンスともいえます。具体的には、以下の手順でメッセージを送ります。
1. 興味のあるメディアを探す
2. 問い合わせの画面を開く
3. メッセージにて応募文を送る
私は、以下のような文章でメッセージを送っています。
はじめまして、Webライターの桜井と申します。
この度、貴社の「(メディア名)」を拝見し、ぜひお力になりたくご連絡差し上げました。
私には◯◯という経験・知識・資格があり、貴社のサイト運営に貢献できます。
よろしければ、以下の実績をご覧ください。
執筆記事のサンプルhttps://docs.google.com/document/d/1LYrCzzvhmsu8vY4L4hps0TTm1-N8SJ1R_fZ2vU4l3vo/edit?tab=t.0#heading=h.2wjwbdl5tcjo
ポートフォリオ:https://note.com/sakuranosumomo/n/n43caea71dda5
少しでもご興味ありましたら、何なりとご質問ください。
ご連絡、お待ちしております。
PS.画像作成やワードプレス入稿も可能です。
私の経験上、メディアサイトに応募する際は、シンプルな文章がおすすめです。募集をかけている場合と比べて、企業側は応募文を丁寧に読みません。
実際に、端的でわかりやすい文章の方が、返答率が良かったです。ただし、体感的に返答率は10〜20%ほどでした。
メディアサイトに直接応募文を送る場合は、あまり返答を期待しすぎない方が無難です。
直接契約を受注する際に必要なこと

直接契約を受注する際には、以下の3つが重要です。
- ポートフォリオを作る
- 魅力的な応募文を学ぶ
- 請求書の作成方法を知る
事前に準備をしておくと、直接契約を受注するハードルがグッと下がります。直接契約が難しいと感じているWebライターは、ぜひチェックしてください。
ポートフォリオを作る
直接契約をしたいと思ったら、まずはポートフォリオを作りましょう。クラウドソーシングサイトでは、過去の受注数をアピールできますが、直接契約となると目に見える実績が必要です。
ポートフォリオを作るには以下のような方法があります。
- 自分のブログを運営する
- noteにこれまでの実績をまとめる
- edirecoに登録する
私は、noteをポートフォリオとして活用しています。アプリがあるため、外出先でもスマホで簡単に編集でき便利です。
自身のライフスタイルやアピールポイントに合わせて、ポートフォリオの作成サービスを選んでください。
魅力的な応募文を学ぶ
直接契約を獲得するためには、魅力的な応募文も欠かせません。どんなに実績があっても、応募文に魅力がないと、ポートフォリオを見てもらうことができないからです。
魅力的な応募文を書くポイントとして、以下を意識してください。
- サクッと読める文章量を意識する
- 誤字脱字をしない
- クライアントが求めるスキルを提示する
大切なのは、クライアントの立場に寄り添った応募文を送ることです。ただ自分のスキルをアピールしただけの応募文に、クライアントは魅力を感じません。
そのため応募文を書く前に、クライアントのHPや運営メディアから、情報収集するのがおすすめです。
請求書の作成方法を知る
直接契約の獲得を目指すなら、請求書の作成方法を知っておきましょう。直接契約で記事を納品した場合、請求書の作成が必要になります。
作成方法としては、Webで「請求書 フォーマット」と入力するのがおすすめです。気に入ったデザインをダウンロードして、自身の請求書を作成します。
中にはフォーマットを用意してくれるクライアントもいますが、少数派だと感じます。また請求書の作成方法は難しくないため、直接契約を獲得したいなら、覚えておいて損はありません。
気後れせずに直接契約を狙っていこう!
探し方や必要事項を押さえていれば、Webライターの直接契約は決して難しくありません。まずはWebや求人サイトなどで、挑戦できそうな直接契約があるか調べるのがおすすめです。
直接契約に応募する際はポートフォリオと応募文にこだわると、採用率が上がります。また、納品後に必要となるため、請求書の作成方法も知っておきましょう。
直接契約に興味があるWebライターは、気後れせずに挑戦してみてください。直接契約を獲得できれば、手数料を気にせず、Webライターとして活動できるようになります。
この記事を書いたライター

桜井はるか
3児を育てるママライターです。読者に寄り添った記事作成を目指しています。「転職」「就活」「育児」ジャンルが得意。趣味はイラスト作成・旅行・読書です。好奇心旺盛で気になったことは調べずにいられません。Webライターを通じてさまざまな...