クライアントとのすれ違いはなぜ起こる?

クライアントとのすれ違いはなぜ起こる?

仕事の受け方として、ライター仲間やライティングの先生からの仕事の紹介も少なくありませんが、クラウドワークスやシュフティといったWeb上で受注できるプラットフォームサービスを仕事探しに利用しています。

紹介の場合も、プラットフォームサービスを利用する際も、クライアントとはネット上でやりとりをします。つまり文章のみで依頼や説明を受けたり、疑問点を質問したりする形になります。

顔を合わせて直接話すわけではないので、回答までに時間が経ってしまうこともよくあることです。そこで生じてしまうのが、会話のすれ違いや、文章だけでは理解し難い内容のやりとり

もちろん私も経験が浅い時期は、自分のミスやクライアントの要望に対しての理解が難しく、適切な対応ができなかったこともありました。今でもまだまだ反省点はたくさんありますが、しっかり受け止め一歩ずつ前に進んでいる段階です。

困ったクライアントの依頼とは?

困ったクライアントの依頼とは?

これまで大きなトラブルとまではならなかったものの、あまりいい気分で終わらなかった案件もありました。私が経験した困った依頼、クライアントを紹介します。

依頼されたのは募集要項とまったく違う仕事!

私はクラウドソーシングなどで募集要項を確認し、自分が興味を持った仕事に応募をします。できるだけ契約してもらえるように、自分ができることなどしっかりアピールすることを忘れません。

クライアントによっては、契約前にさらに詳しい仕事の内容や、使えるツールなどを説明・確認してくれます。しかしなかには、契約してから依頼内容を変えるクライアントもいたんです。

内容が報酬に見合っていたから応募したのに「その作業は先に人が決まったから、こっちの仕事をして欲しい」と言われ、募集要項にまったく記載されていない作業を頼まれました。仕事内容が違うだけでなく、それに対しての報酬が見合っていない。そのうえ、SNSアプリで毎日投稿する作業まで追加されたのです

やっていくうちに作業内容が増えていくので途中で断り、そこまでの作業代だけ受け取る形でこの案件は終わりました。

間違った参考資料を渡されて困惑…

次はクラウドソーシングではなく、紹介で受けた依頼です。

はじめにLINEで挨拶したとき、先方からあるアプリをインストールしてくださいと言われました。そのアプリは使ったことがなかったため、やり方も教えてくださいとお願いをしたのですが、しばらく連絡がありませんでした。

毎日アプリを確認していましたが、そもそもアプリで何をするのかも説明がないままなので、どうすることもできません。

その後アプリの使い方を調べたり、色々さわったりしてみると、共有ページがあることに気づいたのです。慌ててページを開くと、執筆できる分野、納期の希望の質問があったので急いで回答。その後更新すると、別の共有ページに執筆依頼が来ていましたが、執筆分野も納期もまったく私の回答が反映されていませんでした。

とはいえ紹介してくれた方の手前もあるので、受け入れて進めることにしたのです。

依頼を受けたものの、レギュレーションを何度読んでも最初の納品で指摘されたことが記載されていません。「レギュレーションに記載がないので、参考資料と同じように執筆した」と伝えると、「資料ミスってました。直しておきます」とのお返事。

結局その指摘に対して先方の言い分が理解できなかったり、こちらの言い分を理解してもらえなかったり、途中で確認してOKされたことが最終の納品でダメだと指摘されたりと、行ったり来たりのやりとりに疲れてしまいました。

いくらこちらがコミュニケーションを取ろうとしても、なかなか噛み合わず、相性が悪かったんだと考えるようにしましたが、腑に落ちない気持ちでいっぱいでした。

困ったクライアント・依頼への対処法

困ったクライアント・依頼への対処法

初めて困ったクライアントにあたってからしばらくは、新しいクライアントとのやりとりを不安に感じてしまい、前に進めなくなりました。「また相性が悪く、嫌なことを言われたらどうよう」という気持ちがなかなか拭えずにいたのです。

しかし、「いろんなクライアントがいる。自分たちも相手を選んでいいんだよ」とライティングの先生からもアドバイスを受け、ネガティブになっていてもしょうがないと前向きに心を入れ替えました。

その後は事前に確認をしたり、クライアントの迷惑にならない範囲で細かいこともしっかり質問をしたりすることに決めました。そしてそのやりとりでうまくいかないと感じたら、無理して継続する必要はないと思えるようになったのです。

ありがたいことに現在継続いただいているクライアントは、毎回気持ちの良いやりとりができています。良いクライアントもいれば、合わないクライアントもいる、くらいに考え、落ち込みすぎない強いメンタルを持つことも大切ですね。

まとめ

クラウドソーシングなどでの仕事を受ける場合は、慎重に行うことをおすすめします。最初にしっかり募集内容を確認すること、わからないことは質問して納得してから契約することは徹底しておきたいですね。

もちろん内容に納得して仕事を始めても、クライアントとの相性が合わないと感じることも出てきます。そのときは、受けた仕事が終わったタイミングで、契約をやめても良いでしょう。

無理なく楽しく仕事ができる環境をつくるには、自分もうまく立ち回っていくことが大切ですね。

この記事を書いたライター

執筆者

makkoi

日中は家具職人の副業ライター。忙しい日々でも育児を楽しみながら、仕事と笑いに全力投球。自身の経験を活かした恋愛や、子育て記事が得意です。いろんな事に興味があるので、記事を書きながら自分の知識が増えていく喜びを感じています。たく...

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