集中したいときにぴったりのお供
集中したいときほど、ちょっとしたお供が心の支えになります。ここでは、私が集中したい時によく取り入れているお気に入りのアイテムを紹介します。
ラストスパートをかけたい夜に
深夜の納期前、ラストスパートをかけたいときに欠かせないのがチョコレートです。
私は甘すぎないビタータイプを机に常備。作業に詰まって気持ちが焦っても、一かけ口にすると不思議と気分が落ち着き、「もうひと踏ん張りしよう」という気持ちが戻ってきます。食べ過ぎには注意したいので、個包装のチョコレートを選んでいます。
一人作業する静かな夜に
夜中に一人で作業していると、静かすぎて逆に落ち着かないことも。そんなときは、温かいお茶を入れるのが私の習慣です。ポコポコとお湯の沸く音を聞くだけでも、すっと気分が落ち着きます。
コーヒーや紅茶、ハーブティーなど、その日の気分に合わせて、簡単に淹れられるインスタントやティーパックを揃えています。マグカップやポットなど、お気に入りのアイテムと一緒に並べておけば、さらに気分が上がっておすすめです。
リズムを整えたいときにおすすめのお供
長時間の作業でも自分のペースを保つために、ちょっとした工夫をしています。次は、私がリズムを整えたいときにぴったりなお供を紹介します。
休憩を後回しにしがちな人へ
気づけば2〜3時間座りっぱなし、というのはライターあるあるですよね。私も集中すると、休憩を忘れてしまうタイプですが、疲れが溜まらないように、なるべく定期的な休憩をとるように心がけています。
休憩には香りに癒されるハーブティーがぴったりで、お湯を注ぐと立ちのぼる香りでほっと一息付けます。私のお気に入りは、ローズマリーやハイビスカスがブレンドされた香りのよいハーブティーです。すっきりしたいときは、レモングラスもおすすめですよ。
ダラダラ食べすぎてしまう人へ
作業時間が長くなると、ついお菓子に手が伸びてしまいますよね。実は、以前、ポテチを袋のまま置いて、食べながら原稿を書いてしまい、食べすぎて後悔したこともありました。
食べすぎはかえって集中力が下がってしまうのを体験し、その後は、当日のお供を小皿に分けて机に置いているので、食べた量を把握しやすく、食べすぎ防止にもなっています。
季節を感じながら作業を楽しむお供
季節の移ろいを感じる瞬間は、作業時間のちょっとした癒しになります。秋を感じられるお供を紹介します。
秋らしさを味わいたい人へ
最近秋めいてきて、栗やお芋のお菓子を多く見かけるようになり、お店で見かけると、つい購入してしまいます。
持ち帰ってすぐに食べたいのですが、気持ちを抑えて、作業が進まず手が止まったときのために置いておきます。楽しみなお菓子があると思うだけで、作業に向かう気分が上がるので不思議ですよね。
文章に季節感を取り入れたい人へ
秋になると、私はよくほうじ茶を淹れます。ほうじ茶の香ばしい香りに包まれると、自然と文章にも秋の空気がにじみ出るような気がするのです。夜の冷え込む時間帯に温かい一杯を飲むと、体も心もほっとリラックスできて、机に向かいやすくなります。
ただし、ほうじ茶にはカフェインが含まれているため、作業後の睡眠に影響を及ぼす場合があります。就寝予定時間間近やカフェインに弱い方は、注意してくださいね。
参考:ほうじ茶はカフェイン少なめ?実はそんなことはなかった!意外な真実を解説(山本山)
アイデアが出ないときにおすすめのお供
考えても言葉が出てこない、そんなときは無理に机にかじりつかず、ちょっとひと口のお供で気分転換を。アイデアがでないとき「もうひと踏ん張り」におすすめなお供を紹介します。
脳のエネルギー源になる「チョコレート」
執筆作業が煮詰まってアイデアが出ないときは、チョコレートがおすすめ。
チョコレートには、脳が活動するのに必要なブドウ糖が多く含まれており、脳のエネルギー源になります。また、カカオに含まれるカカオポリフェノールには、脳の血流を良くしたり、記憶力や学習能力を高める働きも。
さらに、苦味成分であるテオブロミンには、自律神経を整えてリラックス効果をもたらす作用があるため、気持ちを落ち着けて集中力を高めるのにも役立ちます。
一口のチョコレートが脳のエネルギー源となり、アイデアを導き出してくれるかもしれませんね。
参考:上手に食べて健康効果!甘いだけじゃない チョコレートの力(四国電力広報誌ライト&ライフ)
噛むことで頭が冴える「ナッツ」や「ドライフルーツ」
アイデアがまとまらないとき、気分転換には口を動かすのがおすすめ。ナッツやドライフルーツなど硬い食べ物を噛むと、脳に刺激が伝わり、血流が増加し、脳の活性化につながります。また、咀嚼運動は、セロトニンという精神を安定させるホルモンの分泌を促し、リラックス効果も。
夜更けまでの作業は頭がぼんやりしがちですが、私はナッツを数粒口にするとリズムを取り戻せます。一皿のナッツやドライフルーツを、飲み物と一緒に机に置いておくだけで、深夜でも集中力を維持しやすくなります。砂糖控えめのタイプなら、カロリーを気にせず食べられますよ。
参考:受験生必見!「噛む」ことは集中力や記憶力に大きく影響する?!(クロカワ歯科)
小さなご褒美で「もうひと踏ん張り」を後押し
定期的に休憩をとるよう心がけていても、時間ばかり進んで、作業が全く進まないこともありますよね。
そんなときは、「ここまで書いたらキャンディをひとつ」と決めてみるのもおすすめ。時間だけを目安にせず、進捗が目に見える形で積み重なるので、焦りも少なく、区切りの良い所でタイミングよく休憩が取れます。
気分が乗らないまま続けてしまうよりも、区切りができるので、夜の作業を前向きに続けやすくなりました。
まとめ
秋の夜は、時間がゆったりと流れているように感じられます。静けさの中で、ライターにとって欠かせないのは「自分だけの小さなお供」。小さな一口が、文章に向き合う時間を支えてくれます。
秋の夜長は、自分のペースで言葉と向き合える季節。お気に入りのお供を見つけておくと、仕事時間が「特別な創作のひととき」に変わっていくはずです。
この記事を書いたライター
かずみ
愛するポメラニアンと静かに暮らしたいと願いながら、満員電車に揺られる副業ライターです。美容化粧品関連、生活家電、雑貨など生活に密着した記事を中心に執筆活動中。分かりやすく、丁寧に、読者に響く文章を書くことを心がけています。

