Webライターにはなぜリサーチ力が必要?

皆さんは何かを調べるとき、どのようなものを活用しますか?今の時代に辞書や本を開くことは珍しく、ネットで検索する方が大多数を占めます。
その際、検索エンジンにキーワードを入れて検索すると必要な情報を得られます。このとき、自分の書いた記事が1ページ目に表示されないと、まず読まれることがないのが現実です。
検索エンジンは、読者にとってどれだけ役に立つものなのか、ニーズに合っているか、情報の信ぴょう性が担保されているかなどを加味しながら検索結果のランキングを決定しています。
つまりWebライターは、常日頃から競合メディアや競合他社のサイトよりも上位に表示されるように、記事の質を上げていかなければなりません。さらにはAIの進化により、生成される文章の精度や技術も向上していくでしょう。Webライターは読者が求めている情報を的確に察知し、より読みたくなる文章を書く必要があります。
また、Webライターとして、ただ文章を書くだけでは限界があります。これから先、企業からのライティング案件を受けたい、有名なメディアでライティングがしたければ、リサーチ力の向上は必須です。最新のトピックやトレンドにもアンテナを張り、有益で、有用な情報を手に入れられるようにしましょう。
リサーチ力を身につけるコツとは?

リサーチ力を高めるために、押さえておきたい大事なポイントが3つあります。
1つ目は、ユーザーを具体的にイメージすることです。記事を執筆する際にどんな方に読んでほしいか、どんな方に伝えたいかをイメージすることで必要な情報を選択できます。いかに読み手目線になれるかが重要です。
2つ目は、関連キーワードで検索してみることです。検索エンジンに備わっている機能を使ってリサーチの幅を広げてみましょう。メインのキーワードだけでなく、関連キーワードで検索をかけると、思ってもみない有益な情報が得られることがあります。
私は、検索したキーワードで価値があると感じた情報は、他のテーマにも活用できたりするので、メモに残しています。
3つ目は、競合サイトを見て情報ソースを得ることです。キーワードに対しての上位記事の傾向をつかめれば、どのような文章を書くのが良いのかが見えてきます。ただし、あくまでも傾向をつかむためのものと考え、実際に執筆するときには自分の言葉で執筆するようにしましょう。
上記のポイントを押さえると、記事のクオリティが上がっていきます。ぜひ皆さんもこれまで書いてきた記事の振り返りを行なってみてくださいね。
リサーチする際のおすすめの媒体

皆さんはリサーチする際に、どのような媒体やツールを使っていますか?いろいろなものがあると悩みますよね。ここでは私が実際に使っているものを3つ紹介していきます。
1つ目は、「ラッコキーワード」です。
これは関連性の高いキーワードを探して、深掘りする際に役立ちます。無料で使えるツールなので手軽に使いやすく、キーワードを入れるとどのような言葉が記事の中で使われているのか、関連性を見られます。ラッコキーワードは、私がWebライターとなって一番使っているかもしれません。
2つ目は、質問サイトです。
「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」などの質問サイトも参考になります。信ぴょう性の部分では精度が落ちてしまいますが、世間の人がどんなものに興味を持っているのかを知るきっかけになることが多いです。これも文章を精査しながら、自分の記事にしていく必要があります。
3つ目は、公的機関のサイトです。
例えば、統計を探す際には「政府統計の総合窓口 e-Stat」を活用します。これは各省庁が出している統計データがまとめられているので、必要な情報を正確かつ簡単に収集できます。正確な情報を得るのは非常に重要なので、このようなサイトを知っていると便利です。これは私も最近知ったサイトです。知らない方がいましたらぜひ一度検索してみることをおすすめします。
まとめ
ここまでリサーチの大切さやコツ、リサーチにおすすめのツールなどを紹介してきました。リサーチの重要性を改めて感じたのではないかと思います。初心者ライターにとっては知らない情報もあったことでしょう。
ベテランライターにとっては知っている情報がほとんどで、当たり前のことかもしれません。しかし、リサーチ力はWebライターの必須スキルで、常に高めていくことが必要だと思います。ぜひこの機会に自分のリサーチ力を振り返ってみましょう。
この記事を書いたライター

わっくん
3児の父で元公立保育士。現在は親子体操のインストラクターの傍ら、副業ライターとして活動中。「誰でも読みやすい記事」をモットーに執筆しています。公務員、さまざまなレビュー、体験談、子育て、保育士関連など、自身の経験を活かした記事を...