そもそもChatGPTはどう始めればいいのか…

そもそもChatGPTはどう始めればいいのか…

というわけで、まずは始め方から。とはいえ、始め方はとても簡単なよう。

以下の公式サイトでメールアドレスを登録すれば無料で使えます。

公式サイト:ChatGPT

ChatGPT PLUSという有料プランもあり、GPT-4というよりアップデートした最新のAIを使えるらしいのですが、とりあえず試しに使う分には無料でよいでしょう。まずは無料でChatGPTの実力を確かめてからでなければ、その価値がわからないですしね。

ちなみに、少し有料プランについて補足しておくと、以下のようなメリットがあるようです。

有料プランのメリット
  • テキストだけでなく画像や音声データも出力可能
  • より複雑な指示に対応可能
  • 混雑時でも優先的なアクセスが可能

全体的に処理能力が格段に上がっている様子なのと、画像や音声データを扱えるということが大きな特長となります。また、お金を払っているだけあって、優先的な回答を得られる様子。

テキストなどもより長文に対応できるようなので、最初からガッツリ使っていきたいという人は有料プランを試してみてもいいかもしれません。お値段はサブスクとなっていて、月額20USドルとのこと。

副業でやっているなら経費申請してしまえばよいかもしれません。

ChatGPTを試してみる

ChatGPTを試してみる

では、登録が完了したので、さっそくChatGPTの実力を試してみたいと思います。

まずは単純に、SEOライティングについて、聞いてみます。

質問1:SEOライティングとは

SEOライティングとは
「SEOライティングとは」と聞いただけでこれだけの回答を得ることができました。

ひと言訪ねただけでこれだけの情報を吐き出してくれることにも驚きましたが、個人的にはなによりも箇条書きで要点をまとめていることに驚きを隠せません。

確かにこれはライターを不要にするという意見が出ることも納得の優秀さです。

しかし、一見まとまっているように見えますが、よくよく見ていくと、同じようなことを繰り返していたり、文章もところどころおかしな部分があるようです。また、あくまで最大公約数的な回答であり、要点部分の説明も不十分です。

ただ、色々調べていくと、ChatGPTへの指示の出し方で精度が変わっていくということを知りました。なので、次は少し別の聞き方をしてみようと思います。

たとえばSEOライティングだけでは幅が広すぎるので、もう少し聞きたいことの具体性を上げていきます。

質問2:SEOライティングタイトルの付け方

SEOライティングタイトルの付け方
こちらはSEOライティングのタイトルの付け方について聞いてみた出力結果です。

SEOライティングについて聞いたときには2行程度にまとめられていた内容が、より詳細に出力されました。これをプロットに合わせて繰り返していけば、コンテンツを作ることもできるかもしれません。

やだ、ChatGPT超優秀じゃない…。

ChatGPTの懸念点

ご覧いただいたように、ChatGPTはかなり精度の高い優秀なAIであることがわかりました。

しかし、まだまだ懸念点もあります。

まず、情報の正確性が不明瞭です。ソースなども提示されないので、出力された内容が正しいかどうかは結局人力で調べる必要があります。今回のようにある程度知っている情報ならば見極めも簡単ですが、新しい情報にアクセスする場合には、情報の正誤の見極めはかなり困難を要するでしょう。

次に、情報量。それなりのボリュームを出力していますが、聞き方によっては出力される情報量が乏しくなってしまいます。SEOライティングのタイトルに絞ると、それなりのボリュームが出ましたが、コンテンツとしてまとめるためにはかなり詳細な指示を行う必要があります。

そして、文章の正確性もやや怪しい部分があります。

これらを微調整してコンテンツに仕上げるには、かなりの手間がかかりますのでライターであれば自分で作ったほうが早いという結論になるでしょう。

ただ、ChatGPTについて調べていくと、指示の出し方としてプロンプトと呼ばれるものがあることがわかりました。これを用いるとかなり詳細な指示を一度に出すことができるらしく、これを習得することでさらに精度の高い回答を得られる様子。

こちらについては次回以降でまとめていきたいと思います。

※どうやら有料版のほうがプロンプトも細かくできそうな様子。場合によっては有料版にするかもしれません。その場合は経費で落ちるかも実験しておきますね。

この記事を書いたライター

執筆者

じょん

一児の父でアラフォーライター。
Web制作会社にてライターとしてのキャリアを積みながら、副業ライターとして活動中。得意分野はエンタメ系。興味のある分野では作成する文章にも地が出がち。座右の銘は「ライターは文化的雪かき」。鈍く光る職...

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