プロフィールについて教えてください

はじめまして、みきるなと申します。愛知県に住んでいる40代の副業Webライターです。
本業は、駅の某ショップで販売スタッフを20年以上続けています。
ライターの仕事を始めたのは、2022年の7月頃です。ずっと接客の仕事しかしたことがなかったのですが、一念発起してライターの副業を始めました。
趣味は漫画や本を読むこと。最近は小さな畑でガーデニング(マリーゴールドとか育ててるだけの超初心者)をするのが日々の楽しみです。
動物ならなんでも好き!特にくじらや鳥が好きで、すずめなどかわいくてず〜っと見ていられます。本当に癒されます。
ライターをめざしたきっかけはなんですか?

ライターになろうと思ったきっかけは2つあって、1つは大病をしたこと、もう1つはコロナ禍で収入が減ったことです。
2018年に乳がんに罹患しました。まさか自分ががんになるなんて思ってもいなくて、告知されたときは理解が追いつかず頭が真っ白でした。
抗がん剤治療と手術を受けるために休職したのですが、休んでいる間にいろいろな思いがぐるぐるめぐりました。がんになって「生きること」について深く考えるようになり、働き方についても「このままで大丈夫かな」という思いが強くなっていきました。
がんは「再発」の恐れがあります。接客業は体力が資本ですので「もし今後再発しても無理なく続けられる仕事を探したい」そう思ったのが最初のきっかけです。
病気を抱えた自分が転職するのはリスクがあると感じたため、副業することを選びました。
しかし、休んでいる間に体力がすごく落ちてしまって、復職してからしばらくは気力・体力ともにしんどい思いをしました。そのため、しばらくは本業である販売スタッフの仕事に専念し、体力回復に努めました。
体力がある程度回復した頃、世の中はコロナ禍になってしまいました。
小売業はコロナ禍で大打撃を受け、私が勤める会社も例外ではありません。シフトに入れなくなり、収入も減ってしまいました。
少しでも減った収入を補うため、やはり副業は必要だと思ったのが2つめのきっかけです。
最初はスーパーのレジなどもやってみたのですが、やはり体力的に無理があることを痛感しました。改めて、無理なく続けられる仕事をしようと決意したのです。
在宅ワークなら「病気が再発しても働きやすいのでは」と考え、在宅ワークにはどんな仕事があるのかなと調べたところ、Webライターという職業に出会いました。
本を読んだり文章を書いたりすることが好きだったので、「これだ!」とすぐに始め、今に至ります。
もうすぐ手術から6年経ちますが、再発もなく元気に過ごしています!
健康ってありがたいですね。
ライターになって初めての仕事はどのような感じでしたか?

ライターになろうと決めてまず取り組んだのは、パソコンの使い方を覚えることでした。恥ずかしながら、ずっと接客業しかやってこなかったので、パソコンに触れたことがほとんどなかったんです(発注や検品で使うぐらい)。
パソコン教室に通おうかなとも考えましたが、コロナ禍だったこともあり、動画などを利用して独学で覚えました。タイピングはできたけど「エクセル?なにそれ?」状態だったので、基本だけでもできるようにと毎日コツコツがんばりました。
ライターとしての初仕事は、クラウドソーシングサイトで受注した「K-POPアイドルについての記事」です。
タイトルと構成が用意されていて、リサーチしてまとめるというものでした。WordPress入稿も任されて、超初心者の私にはとっても大変な作業でした。
時間がものすごくかかり、寝不足でふらふらのまま仕事に行っていたのを覚えています。報酬も少なかったため、テストライティングのみで辞退してしまいました。
Webライターとは少し違いますが、初期にはミニ書籍を書く仕事もしていました。販売の経験を活かした内容(接客敬語など)の本を4冊書くことができ、とても楽しく執筆できたのはいい経験だったと思います。
ライターになってよかったことについて教えてください

一番は、自分のペースで仕事を進められることです。
先ほどお話したとおり大病の経験があるため、無理をするとすぐに体調が悪くなってしまいます。そのため、本業との折り合いを考えて受注する量を調整でき、家で作業できるライターの仕事は自分に向いているなと感じています。
「ちょっと今日は体調よくないな」と思ったら翌日にまわしたり、接客ほど体力は使わないので多少しんどくても記事を書くことはできたりします。
ライターの仕事は自分で営業して取らないといけないし、スキルが必要な仕事なので大変な部分もあります。でも、好きな仕事なので勉強も楽しんでできています。
やることが遅いのでカメのような歩みですが、少しずつでもスキルを身につけて前に進んでいけたらいいなと思います。
今後の目標や夢はありますか?

今後の目標は、フリーランスの専業ライターになることです。
今は接客業メインの副業ライターですが、ライティングの仕事をメインにして生活できるようにしたいです。
なんといっても通勤しなくていいのがうれしい!私はバス通勤なので、夏は暑くてバス停に着くころには汗だくなのです(暑いの苦手)。
そして、やっぱり「書くことが好き」という気持ちが一番大きいかなと。
今はいろいろなことにチャレンジしつつ(ディレクターなど)、自分に合うスタイルを見つけられたらいいなと思っています。
それから、もっとたくさんのライターさんと仲良くなりたいです!
もともとは人見知りで、人とうまく話せないことが悩みでした。接客の仕事をしていくうちに少しずつ解消されていきましたが、まだまだ人見知りを発動することが多いです……。
少しずつ、ドキドキしながら、SNSでライターさんに「いいね」ができるようになってきました。こんな私の悩みを聞いてくれるようなライター友達を作れたらいいなと思います。
これからはたくさんのライターさんと交流していけたらうれしいです!
そして、病気をした経験を活かし、同じように苦しみ悩む人に寄り添えるようなライターになりたいです。
「病気になっても元気にライターをやっています!つらいときもあるけど、苦しいときがずっと続くわけじゃない。生きていれば楽しい思い出も作れるから、あきらめないでほしい」
病気になったからこそ感じたことを、どんな形になるかはわかりませんが、伝えていけたらいいなと思っています。
この記事を書いたライター

みきるな
駅の某ショップで20年以上勤務する副業ライターです。接客で学んだおもてなしの心を活かし、相手目線でわかりやすい文章を心がけています。趣味は漫画や本を読むこと。お花を育てること。動物園と水族館が好き。動物大好き(特に鳥とくじら)。...