ライターになるまでの経緯と道のり

ーーまず、プロフィールについて教えてください。
私は、化粧品関連の会社で働きながら、副業ライターとして活動を始めて3年になります。休日や隙間時間を利用して執筆活動をする毎日です。
本業では、キャンペーン施策の運営を担当しており、多くの製品やユーザーの声に触れる機会は、ライター活動にも役立っていると感じています。
ーーなぜ副業を始めようと思ったのでしょうか?
同じ会社に勤めて10年。仕事にも慣れて特に大きな不満もなく、毎日を無難に過ごしていたと思います。そんな中、ふと周囲に目を向けると、多くの先輩たちが当然のように定年まで勤め上げていました。
その様子を見て、「このまま同じ仕事を続けて定年を迎えたら、自分には何が残るんだろう」と、不安を感じたのがきっかけです。
それから、徐々に「会社に頼らず、自分の軸を持ちたい」という気持ちが強くなり、「副業なら今からでも始められる」「自分の力で収入を得る経験を積みたい」と思いました。
ーーたくさんある副業の中で、なぜライターを選んだのでしょうか?
インターネットで「副業」「初心者」などを検索していて、ライターという働き方があることを初めて知りました。ライターは、自宅で1人でできるうえに、パソコンとインターネット環境があれば始められるのが魅力でしたね。
私は、特に読書が好きでもなく、作文も得意ではありません。ただ、会社でお礼やお詫びのメールを作成する機会が多く、「わかりやすく文章を書く」のには慣れていました。
上司に「文章が伝わりやすい」と褒められた経験も後押しとなり、「自分にもできるかもしれない」と感じたのが始まりです。
ーーライターになると決めてから、実際に活動開始までにどんな準備をされましたか?
正直なところ、ほとんど準備はしていません。インターネットでライターに関する情報をいくつか読んで、クラウドワークスに登録。プロフィールやポートフォリオも不完全で、提案文もかなり簡単なものでした。
今思えば、あまりに知識不足でしたが、そんな自覚は全くなく、軽い気持ちだったと記憶しています。
実際のライター活動について

ーー初案件はどんなお仕事でしたか?
幸運なことに、最初の仕事は1回目の応募ですんなり決まったんです。文字単価0.2円の家電紹介の執筆でした。納品後も継続的に依頼をいただいたことがうれしくて、必死に書き続けました。
ただ、そのまま同じ単価で仕事を続けてしまい、「これでは何年経っても収入は増えない」とようやく気づいたのは半年後。今考えると、もったいない時間でしたね。これからライターを始める方たちには、こんな遠回りはしてほしくないです。
ーー気づきの後、どのような行動をしましたか?
YouTubeで、初心者ライター向けの動画を探して見まくり、ライティングの基礎を学びました。プロのライターが発信する構成の立て方や見出しの作り方、提案文の工夫などは、知らないことばかりで驚きの連続でしたね。
そこからは、学んだことをすぐに実践。例えば、プロフィールを見直し、ポートフォリオを作り、提案文も一から書き直しました。その結果、少しずつですが、高単価の案件にも採用されるようになりました。
ーー起こした行動の中で一番の転機は何ですか?
オンラインセミナーに参加したことですね。
低単価案件に疲弊していた中、「このままでいいのか」と自問して、勇気を出してオンラインセミナーへ参加したことで、今につながっています。「そんなこと?」と思われるでしょうが、当時の私にとって、リアルタイムのセミナーは、かなりハードルの高いものでした。
情報を受け身で見るだけではなく、他のライターとつながる機会を持つことで、自分の立ち位置が客観的に見えるようになったのは、大きな成果だと感じています。
ーー現在はどんな活動をしていますか?
美容や生活家電の紹介記事、ランキング記事を多く執筆しています。家事と本業、ライターの「3足のわらじ」で、忙しいながらも充実した毎日です。
納期が迫って時間が足りない時もありますが、若い方のように徹夜をする体力はないので、無理のないスケジュール管理を心がけています。自分のペースで仕事ができるのも、ライターの魅力なんですよ。
これからのライター活動について

ーーこれからどんなジャンルに挑戦したいと考えていますか?
今はまだスタートラインに立ったばかり。ジャンルにこだわらずに、何でも挑戦したいです。
まずは、私の飼っているポメラニアンとの暮らしを通して、犬の健康やシニア犬との向き合い方なども発信していけたらと思っています。
いつかインタビュー記事にもトライしてみたいですね。
ーーこれからライターになる人へメッセージをお願いします。
ライターには年齢や経歴に関係なく、いろいろな始め方があります。文章を書くことや読書が得意ではない私でも、「自分にもできそうなこと」を見つけて一歩踏み出したら、「小さな不安」が「大きな目標」に変わりました。
迷いや不安の中でも、できることがきっと見つかります。あなたも一歩踏み出して、自分に合った働き方を見つけてみませんか。
この記事を書いたライター

かずみ
愛するポメラニアンと静かに暮らしたいと願いながら、満員電車に揺られる副業ライターです。美容化粧品関連、生活家電、雑貨など生活に密着した記事を中心に執筆活動中。分かりやすく、丁寧に、読者に響く文章を書くことを心がけています。